2006年(平成18年) 9月9日(土)付紙面より
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庄内地域の特産物を食材に使ったカレーを食べ比べる「庄内カレーバトル」が来月9日、鶴岡市の米子漁港で開かれる。昨秋に庄内地区商工会青年部連絡協議会が開催した「庄内鍋バトル」の第2弾。5チームが地域の「特選素材」を持ち寄りオリジナルカレーを考案し、5種類の中から来場者の投票で“庄内ナンバーワン”を選ぶ。
庄内地方には赤ネギや温海カブなど伝統の地場野菜をはじめとした地域色あふれる食材がある。海、山の幸も豊富なことから、「地域をPRする鍋で盛り上がろう」と藤島町商工会青年部が提案し、昨年10月に同連絡協議会が「庄内鍋バトル」を開催した。
青年部連絡協に加盟する13商工会が5チームに分かれ、地域特産の食材を融合させた「麦きりたたき鍋」「ハフハフ麩いも煮鍋」「超(鳥)海山鍋」などユニークな5種類の鍋を来場者が食べ比べ、イベントを楽しんだ。
第2弾となるカレーバトルは、温海町商工会青年部が幹事となり企画。隣接する2―3の青年部がタッグを組み、チームを編成した。藤島・三川、羽黒・櫛引・朝日、温海
・大山、立川・余目・松山、遊佐・八幡・平田の5チームに分かれ、特選素材を融合させて既存の料理とは一線を画した自慢のカレーを作り上げる。
各チーム200食分、計1000食分のカレーが用意され、一杯300円で販売される。来場者が一番おいしかったカレーに投票し、優勝チームを決定する。
イベント事務局では「各チームとも現在、試行錯誤を重ねて地域色あふれるオリジナルカレーづくりを進めているようだ。海の幸をふんだんに使った海鮮風のものや、きのこなどの山の幸を使ったものなどがあるようだが、特選食材も含め、どんなカレーが登場するかは当日のお楽しみ」と話している。
正午に決戦のゴング。各チームのカレーが完売した時点で終了。また、会場では鮮魚や乾物などを販売する「温海特産品まつり」も同時開催される。同まつりは午前10時から午後2時まで。
問い合わせは温海町商工会=電0235(43)2411=へ。
2006年(平成18年) 9月9日(土)付紙面より
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鶴岡市は7日、今年6月に制定した市表彰条例に基づく本年度の被表彰者を発表した。10月1日に東京第一ホテル鶴岡で開く合併1周年記念式典で表彰する。
市政発展に寄与した市民などを表彰する。対象は▽地方自治の進展▽教育、学芸、体育または経済の振興発展▽社会福祉、市民生活または公共事業に尽力▽災害等の防護、人命救助―の5項目のいずれかに顕著な功績のあった個人または団体。
新市が発足後、初めての表彰となる本年度は、地方自治で小林達夫(70)=菱津=、石川一郎(64)=新海町=、水尾京子(62)=切添町=の3氏、災害防護などで楯村信一(63)=西片屋=、釼持正(57)=黒川=の2氏の計5個人が選ばれた。
被表彰者の功績などは次の通り。
▽小林達夫氏=1983年5月から2005年9月まで連続6期22年5カ月にわたり旧鶴岡市議を務めた。市議会総務常任委員長、同予算特別委員長、市監査委員、庄内広域行政組合議会議長など歴任。地方自治の進展と市政発展に寄与。
▽石川一郎氏=79年5月から05年9月まで連続7期26年5カ月にわたり旧鶴岡市議を務めた。市議会厚生常任委員長、同議会運営委員長、鶴岡市総合計画審議会委員、同都市計画審議会委員などを歴任。地方自治の進展と市政発展に寄与。
▽水尾京子氏=75年5月から05年9月まで連続8期30年5カ月にわたり旧鶴岡市議を務めた。市議会厚生常任委員長、同拠点都市等整備促進委員長、鶴岡市ほか六箇町村衛生処理組合議会議長など歴任。地方自治の進展と市政発展に寄与。
▽楯村信一氏=61年5月、旧櫛引村消防団に入団。06年3月まで44年11カ月にわたり消防業務に精励。99年4月から旧櫛引町消防団長。第一線で活躍するとともに団員確保と指導、防火防災思想の普及啓発に尽力。住民生活の安定に寄与。
▽釼持 正氏=69年4月、旧櫛引町消防団に入団。06年3月まで37年間にわたり消防業務に精励。消防防災活動の第一線で活躍。99年4月から旧櫛引町消防団副団長。団員確保と指導、防火防災思想の普及啓発に尽力。住民生活の安定に寄与。