2007年(平成19年) 5月2日(水)付紙面より
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鶴岡市の加茂水産高校(保科悟校長、生徒177人)の「水開き」が1日、同校裏のレインボービーチで行われ、生徒がまだ冷たい海で泳ぎ、水高生の心意気を示した。
学習の場となっている海へ感謝の気持ちを込め、11月1日の「水納め」とともに1946年から毎年続けている同校の伝統行事。今年は1―3年の男女160人が参加した。
この日は薄雲が広がる天候となり午前中は気温が上がらず17・8度、海水温12・5度と例年より若干厳しい状況となった。
水着姿になった生徒たちは「わっしょい、わっしょい」と声を掛けながらしゃがんで伸びる恒例の「裸体操」で気合を入れた。続いて海岸から次々と、まだ冷たい海の中に入り、体を震わせながらも、波打ち際から沖合のブイを回る約40メートルを初泳ぎした。
海岸には生徒の家族や地域住民が訪れ、生徒たちの気合の入った泳ぎに拍手を送っていた。水開きが終わると、海洋学習などの授業が本格化する。
生徒たちが冷たい海を泳ぎ、水高生の心意気を示した