2007年(平成19年) 5月3日(木)付紙面より
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鶴岡市の中心市街地にある有料観光施設の入場チケットなどをまとめた「鶴岡市街地観光共通券」の販売が2日からスタートした。入館料や物産大店「でがんす」での割引き特典が付いたセット券。個人やグループ観光向けに初めて企画された。11月末まで販売し、各施設の入場者増などにつなげていく。
鶴岡市街地には歴史建造物など観光施設が数多く点在。近年は旅行形態の少人数化、藤沢文学の静かなブームなどから、そぞろ歩きを楽しみながら各施設を巡る観光客の姿が多く見受けられるようになった。
観光共通券は、こうした観光客が施設に立ち寄る機会を増やそうと、「鶴岡街中観光共通券会」(会長・酒井忠久致道博物館長)が初めて企画した。1セット1000円で販売。致道博物館、荘内神社宝物殿、丙申堂、無量光苑釈迦堂の有料4施設の入場料と「でがんす」の5%割引き特典が付いている。
チケット部分での施設の主な説明のほか、中心市街地マップ、無料施設の鶴岡カトリック教会天主堂や致道館、大宝館の説明も掲載しガイド的な役割も果たしている。
販売場所はチケットに掲載されている各施設。今回は500部の発行を予定する。問い合わせは同会事務局の致道博物館=電0235(22)1199=へ。
市街地の観光施設巡りでお得感が魅力の「鶴岡市街地観光共通券」