2007年(平成19年) 5月6日(日)付紙面より
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酒田市子どもまつり
酒田市子どもまつりが5日、同市の日和山公園一帯をメーン会場に開かれ、子供たちがスタンプラリーや三輪車大会などさまざまなイベントを思う存分楽しんだ。
次代を担う子供たちの健全育成を図ろうと、市や同市子ども会育成連合会(宮田浩一会長)などが実行委員会を組織し毎年、「こどもの日」の5月5日に開催している。
まつりでは三輪車大会やざっこしめ大会、スタンプラリー、凧(たこ)づくりなど楽しいイベントが目白押し。会場には両親や祖父母に手を引かれた子供たちが大勢集まった。
このうち恒例の「子ども三輪車大会」には大勢の園児らが参加。横一列に並び、「よーいドン」の合図とともに約20メートル先のゴールを目指し一生懸命にペダルをこいでいた。中にはなかなか前に進まなかったり、途中で転倒してしまう子供たちもいて、父母らの声援にも熱が入った。
また、消防はしご車やパトカー、白バイの試乗には長い列ができ、会場は終日、子供たちの歓声に包まれていた。 酒田市の土門拳記念館で5日、恒例の「拳ちゃんこどもまつり」が開かれ、ステージショーや昔遊びコーナー、子供たちを対象にした「ちびっこ写真教室」など多彩なイベントが繰り広げられた。
拳ちゃんこどもまつり
酒田市の土門拳記念館で5日、恒例の「拳ちゃんこどもまつり」が開かれ、ステージショーや昔遊びコーナー、子供たちを対象にした「ちびっこ写真教室」など多彩なイベントが繰り広げられた。
日本を代表する写真家で同市名誉市民の土門拳(1909―90年)の作品を所蔵・展示する同記念館が、子供好きだった土門にちなみ、多くの子供たちから写真の楽しさを知ってもらおうと毎年、「こどもの日」に開いている。今年で24回目。
この日は、小雨のぱらつくあいにくの天候にもかかわらず午前10時のまつり開始前から、同記念館周辺には大勢の親子連れが訪れた。メーンのちびっこ写真教室には大勢の子供たちが参加。土門に師事した写真家・藤森武さんらから基本的な写真の撮り方を教えてもらった後、同記念館周辺で撮影開始。ハクチョウやこいのぼりといった被写体を見つけると夢中でシャッターを切っていた。 また、会場ではあやとり、コマ回しなど昔遊びコーナー、金魚すくいなども設けられ、子供たちが歓声を上げていた。
ゴールを目指し、子供たちがペダルをこいだ=酒田市こどもまつり