荘内日報ニュース

2007年（平成19年） 5月9日（水）付紙面より

なかまち気まぐれさろんオープン　シャッター街ににぎわいを　趣味を持つ女性立ち上がる

　酒田市中町一丁目の空き店舗に7日、フリースペース「なかまち気まぐれさろん」がオープンした。設置したのは歌や踊り、手芸などさまざまな趣味を持つ女性たち。巨大な鏡（縦1・8メートル、横3・6メートル）が設置されたフローリングフロアは歌や踊りのけいこ場としての活用を想定、有料で誰でも利用できる。

　「シャッター街ににぎわいを取り戻そう」と、さまざまな趣味を持つ女性たち6人が、以前は舞踊用品販売店で、長い間シャッターが降りたままだった店舗の1階部分（広さ約70平方メートル）を借り受け、建物内部を改装した。

　このほど完成した同スペースは、フローリングフロア（約45平方メートル）と、情報交換フロア（約25平方メートル）で構成。情報交換フロアは、テーブルやイスなどを配置しサークル仲間の話し合いなどに利用できるほか、正面出入り口付近のウインドー、備え付けの陳列棚などを使用し、手芸や絵画など各種作品の展示・販売などにも活用できる。
　名称の「気まぐれさろん」は「地域コミュニティーの拠点として、自由に、気ままに、気楽に利用してほしい」という願いを込めた。

　同スペースでは毎週水曜日午前、「健康ヨーガ教室」が開かれる。フローリングフロアの利用料金は、1時間1000円（コーヒー、お茶などはサービス）。情報交換フロアは無料。利用時間は午前10時から正午、午後1時から同5時、同6時から同9時まで。問い合わせは、村上さん＝電090（5594）1513、または小野さん＝電080（1680）5344＝へ。