2007年(平成19年) 5月20日(日)付紙面より
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飢餓に苦しむアジア・アフリカの人々を支援しようと、鶴岡市民田の水田で19日、市民らが「支援米」の田植えを行った。参加者は「おいしい米になってね」と苗を丁寧に植えていた。
食料難に苦しむアジア・アフリカ地域に支援米を贈る全国運動の一環。県内では田川、飽海など6地区にそれぞれ組織された実行委員会が主体となって行っている。今年で11回目。田川地区実行委によると、同地区では昨年、水田8アールで栽培し計330キロの支援米を収穫したという。
田川地区の田植えには家族連れ35人が参加。昨年同様、民田の五十嵐一雄さん方水田8アールに県の主力品種「はえぬき」の苗を手植え。実行委のメンバーたちから手植えのコツを教えてもらった子供たちは、さっそく水田に入り泥に足をとられながら丁寧に植えていた。
実行委によると、収穫した米はカンボジアとマリ共和国に送ることにしているという。願いを込めて支援米を手植えする子供たち
願いを込めて支援米を手植えする子供たち