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2007年(平成19年) 5月22日(火)付紙面より

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「和と感動」これからも 山崎氏の名誉市民推戴祝う

 劇作家で劇団麦の会代表の山崎誠助氏(94)の鶴岡市名誉市民推戴祝賀会が20日、同市の東京第一ホテル鶴岡で開かれた。

 山崎氏は1934年から72年まで小学校教員を務める傍ら、48年に全国に先駆けてNHK鶴岡放送劇団、同児童劇団を創設。64年に両劇団を一本化し劇団「麦の会」を結成。鶴岡芸術協会の設立や鶴岡市芸術祭の開催に中心的な役割を果たし、96年からは鶴岡芸術文化協会長を務める。これまで60年ほどの長い間、同市の芸術文化活動の基礎を築き、その隆盛に尽力してきた。

 祝賀会には約330人が出席。山崎氏とみよ夫人が拍手で迎えられ壇上へ。発起人代表の櫻井清さんが「先生は人間愛というものを追求し、和と感動を目指してこられた。まだまだ元気な先生にはこれまで以上に私たちに感動を与えていただきたい」とあいさつ。加藤紘一代議士、富塚陽一鶴岡市長が祝辞を述べた。

 山崎氏は「60年の間に1000人近い弟子たちを送り出し、そのかけがえのない弟子たちや市民の皆さんに愛情を受けている。自分が選んだ道に間違いはなかったと、自分をほめてやりたい」と話し、「人生というものは命を尊ぶこと、生きているのが最大の価値だと思う。100歳までも古里の人情、人の愛情を描いていきたい」とお礼を述べた。
          

花束を受ける山崎氏とみよ夫人
花束を受ける山崎氏とみよ夫人



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