2008年(平成20年) 1月17日(木)付紙面より
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庄内地方は16日、雪が前夜から断続的に降り続き、ほぼ2年ぶりの大雪となった。酒田では午前8時に積雪30センチを記録。前日午前9時からの24時間降雪量は27センチで、1月としては観測史上10番目に多かった。山形地方気象台は、庄内では17日にかけて大雪になる恐れがあるとして16日午前5時27分、大雪と低温に関する気象情報を発表、雪崩や交通障害、電線などへの着雪に注意するよう呼び掛けている。予想される降雪量は17日午前3時までの24時間で、いずれも多いところで平地30センチ、山沿い40センチ。雪はその後も降り続き、降雪量はさらに増える見込みとい
う。
酒田測候所によると、東北地方の上空約1500メートルに氷点下12度以下の強い寒気が入って冬型の気圧配置となり、風も比較的弱かったため積雪量が多くなった。16日は、夜になるとさらに強い寒気が入って冬型が一層強まり、17日は雪でふぶく。昼前からは時々、曇る見込み。
大雪に見舞われ、多くの市民が除雪作業をした=16日午前、鶴岡市内