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2008年(平成20年) 10月7日(火)付紙面より

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息合った舞披露 県内外11団体が出演 遊佐

 遊佐町民俗芸能公演会が5日、町中央公民館で開かれ、町内外の11団体が伝統の舞や踊りを披露した。

 同町には国指定重要無形民俗文化財の「杉沢比山」をはじめ数々の民俗芸能が残っている。この公演会は、それらの保存・伝承を図ろうというもの。町民俗芸能保存協議会(村上良一会長)などが1960年から毎年この時期に開いている。

 当初は町内の団体だけだったが、72年(第12回)に酒田市鵜渡川原獅子舞保存会が特別公演。以降、庄内地方はもとより内陸地方や秋田県象潟町(現にほか市)、宮城県鳴子町(現大崎市)などからも伝承団体を招き、公演してもらっている。

 49回目の今回も飽海郡清流会による恒例の謡曲「高砂」で幕開け。庄内藩主の転封取りやめを喜んで村人が舞ったとされる「おすわり大黒舞」や、杉沢比山連中の「しのぶ」など町内団体による演目のほか、小学生が舞い手を務める宮野浦日枝神社神楽保存会の「宮野浦日枝神社大黒舞」(酒田市宮野浦)、八敷代番楽保存会(真室川町)の「武士舞」、鬼頭神楽保存会(大崎市)の「源平屋島合戦」、横岡番楽保存会(にかほ市)の「鳥海山日立舞」など招待団体の芸能が披露された。

 観客は、次々と演じられる伝統の舞や踊りをじっくり鑑賞。悠久の歴史に思いをはせていた。

小学6年生の男子2人が息の合った舞を披露した宮野浦日枝神社大黒舞
小学6年生の男子2人が息の合った舞を披露した宮野浦日枝神社大黒舞


2008年(平成20年) 10月7日(火)付紙面より

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施設全体の完成祝う 鶴岡二中 750人出席し新校舎竣工式

 鶴岡第二中学校(柿崎泰裕校長、生徒487人)の新校舎竣(しゅん)工式が4日、同校体育館で開かれ、生徒と関係者が施設全体の完成を祝った。

 1960年に完成した旧校舎が老朽化したため、校舎南側のグラウンドで2006年6月、新校舎の建設がスタート。昨年12月に校舎と体育館が完成し、生徒たちは1月から新校舎で学校生活を送っている。

 新校舎は鉄筋コンクリート造り3階建てで、ガラス窓を多く配し、外から光を多く取り入れている。深夜電力の蓄熱暖房や地熱を利用した24時間換気システムの導入、雨水をトイレの洗浄水に利用するなど環境にも配慮している。本年度はグラウンドとテニスコートの整備などの外構工事が行われ、8月に改築事業がすべて終了した。

 竣工式には全校生徒と教職員、PTA、市、市教育委員会、地元町内会関係者ら約750人が出席した。 富塚陽一市長が「従来の校舎にないさまざまな取り組みがなされている。恵まれた環境でのびのびと学校生活を送ってほしい」と式辞を述べた。伴和香子教育委員長が「素晴らしい環境の中で思い出をつくって」とあいさつした。

 来賓の祝辞に続いて生徒会長の佐藤歓一君が「鶴二中の伝統を守り、校舎とともに成長していく。長く大切に使い続けることを誓う」、柿?校長が「二中の歴史と伝統を継承し、新たな未来を創造する」とお礼の言葉を述べた。

 式典終了後、アトラクションとして吹奏楽部の演奏、3年生や全校生徒による合唱が披露された。

新校舎の竣工を祝い、アトラクションとして楽器の演奏が行われた
新校舎の竣工を祝い、アトラクションとして楽器の演奏が行われた



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