2008年(平成20年) 9月12日(金)付紙面より
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新潟県全域と庄内地域で来年開催されるJRの大型観光キャンペーン「新潟デスティネーションキャンペーン(DC)」を前に、今年10月から12月に繰り広げられるプレDCの総合ガイドブックが完成した=写真。庄内地域では「ごっつぉだの もっけだの 食の都庄内」をテーマに豊かな食材、歴史や文化などが紹介されている。
新潟DCは「食」をテーマに地元とJR6社が来年10月から12月まで展開する。その1年前をプレDCと位置づけ、庄内地域でも官民一体となって各種事業を展開する。総合ガイドブックはプレDCの周知を図ろうと新潟県大観光交流年推進協議会と山形県庄内新潟DC推進協議会が協力して発行した。
ガイドブックでは新潟・庄内の「米・酒・魚」の魅力のほか、庄内、村上・新発田、新潟・阿賀、弥彦・三条、長岡・柏崎、湯沢・魚沼、妙高・上越、佐渡とエリアごとに食を中心に紹介。このうち庄内では庄内米、庄内柿、温海カブなど農産物のほか、旬の食材を使った「おかみ乃おへぎ」(湯田川温泉)、「さと山秋の御膳」(朝日地域)などの料理や地酒、観光スポットとして山居倉庫や庄内観光物産館、相馬樓などを取り上げている。このほか、新潟・庄内全体の食を楽しむイベント、温泉、交通機関のガイドも付いている。
A4判、34ページで20万部発行。全国のJR主要駅のほか、観光施設、観光案内所、道の駅などに配布。県内では3000部を配る予定。問い合わせは県庄内新潟DC推進協事務局の庄内総合支庁観光振興室=電0235(66)5493=へ。
2008年(平成20年) 9月12日(金)付紙面より
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クイズに挑戦して健康豆知識を増やそう―。鶴岡市は11日から、市内の公共施設などに健康に関するクイズを記載したポスターを掲示し、市民からラリー形式で答えてもらう「クイズ☆健康探検隊」をスタートした。10月1日までの期間でクイズに答えてもらい、応募者の中から正解数の多い順に万歩計など健康関連の賞品をプレゼントする。
「クイズ☆健康探検隊」は市民から健康に関する知識や理解を深めてもらい、意識高揚につなげようと、市が独自に設けている10月の健康づくり強調月間の一環として昨年度から始めた。今回が2回目。
参加者は、問題が記載されたポスターをラリー形式で探し、市広報紙9月15日号に折り込まれる解答用紙(市民健康のつどいのチラシ)に5問以上の答えを記入して、来月1日まで市健康課か各地域庁舎市民福祉課に持参するか、ファクス、Eメールで応募する。
クイズは「メタボリック症候群の判断基準で、男性の腹囲のサイズは何センチ」「500ミリリットルの缶ビール2本を飲んだとき、体内からアルコールが消失するのはおよそ何時間後」「心肺機能や代謝を高め、血流を良くする運動は」など計7問。いずれも3つの選択肢から答えを選ぶもので、解答用紙に「クイズ1」があり、それ以外の6問はポスター1種類につき2問が記載されている。
応募条件は5問以上の解答だが、正解者が多数の場合は抽選で賞品該当者を決めるため、賞品を狙うためには7問全問への解答が有利となりそう。問題を記載したポスターは3種類あり、市役所本庁舎や各地域庁舎、荘内病院、コミセン、公民館、小中学校、温泉入浴施設など約130施設に掲示した。
健康クイズについて市健康課は「クイズを通じて健康に関する知識を深めると同時に自身の健康状態を振り返り、運動や食生活改善など健康づくりに取り組むきっかけになれば」と話している。問い合わせは同課=電0235(25)2111内線129、169=へ。
市民の挑戦を待つ「クイズ☆健康探検隊」のポスター