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2008年(平成20年) 9月14日(日)付紙面より

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細心の注意払い挑戦 庄内浜文化伝道師 41人合格目指し実技試験

 庄内浜の食文化を広くPRする「庄内浜文化伝道師」の実技試験が13日、酒田市の天真学園高校調理実習室で行われ、41人が伝道師の称号を目指し庄内浜産の魚を使った料理に挑戦した。

 庄内浜文化伝道師制度は、県庄内総合支庁が地魚の県内消費拡大を目指し昨年度に設けた。地元の魚介類に関する知識や料理法、文化に精通した人を認定し、それぞれの立場から庄内浜の魚のおいしさ、食文化を広く消費者に発信してもらう。初年度は35人が受験を申し込み、筆記と実技試験を通った30人が初代伝道師に認定された。

 本年度は県内一円から64人が応募。庄内浜の漁業と魚の特徴、料理、食文化、衛生対策などについて講習を受け、スーパーの鮮魚担当者や飲食店関係者、福祉施設の調理師など54人(庄内40人、内陸14人)が筆記試験に合格。このうち、実技免除の調理師免許を持つ13人を除いた41人がこの日の試験に臨んだ。

 人数が多いため試験は午前と午後の2回に分けて行われ、午前中は20人が受験。共通課題がタイの三枚おろしと刺し身、自由課題がタコを使った得意料理の2品。食の都庄内親善大使の太田政宏シェフや県漁協関係者、消費者ら6人が、魚をさばく技術、料理の味、見た目などをポイントに、魚料理の基本が身についているかを審査した。

 受験者らは審査員の目が光る中、真剣な表情で調理に没頭。盛り付けなどにも細心の注意を払い1時間15分の制限時間内で料理を仕上げていた。

 同支庁水産課では「初代は積極的に講習会の講師を引き受けるなど熱意のある人たちばかり。2代目となる人たちにも活躍を期待したい」と話していた。結果は1週間以内に受験者に通知、来月15日に同支庁で認定証授与式を行う。

合格に向け魚料理の実技試験に挑む受験者
合格に向け魚料理の実技試験に挑む受験者


2008年(平成20年) 9月14日(日)付紙面より

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すべて一等米 本年産庄内米を初検査

 本年産庄内米の初検査が12日、庄内地方のトップを切って鶴岡市桂荒俣の庄内たがわ農協山添倉庫で行われた。検査を受けた「ひとめぼれ」119袋(1袋30キロ)がすべて一等米と判定された。

 検査を受けたのは、同市上山添の農家が今月10日に刈り取った3・57トン。同農協の農産物検査員が、「穀さし」と呼ばれる器具を使って袋からサンプル米を抜き取り、整粒歩合や水分、着色の状態などを目視や測定器でチェックした。

 その結果、整粒歩合の一等米基準値70%をすべてのサンプル米がクリアし、カメムシなど病害虫による着色もなかった。初検査を終えた検査員は「5月の強風など天候不順で登熟が心配されたが未熟粒が少なく、カメムシなどの被害粒もない」と話していた。同農協によると、ひとめぼれ、主力品種のはえぬきとも20―27日ごろに刈り取りの最盛期を迎えるという。

米袋からサンプル米を抜き取る検査員
米袋からサンプル米を抜き取る検査員



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