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2008年(平成20年) 9月17日(水)付紙面より

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「音と踊り」の合同ステージ 酒田市民芸術祭 180人出演し開幕公演華やかに

 酒田市民芸術祭の開幕式展・公演が14日、希望ホールで開かれ、朗読やバレエ、モダンダンスなどのオムニバス形式による合同ステージ「音と踊りの出合い」で酒田市の“芸術の秋”の幕開けを飾った。

 市民芸術祭は、旧酒田市時代の1957年、市と市芸術文化協会の主催事業として始まった。自治体が主催する芸術祭では県内で最も早く始まった。52回目を迎えた今回は、すでに終了したものを含めて33団体が参加、12月下旬まで舞台公演や展示など多彩な催しを繰り広げる。また、八幡、松山、平田の各支部でも計15の催しが行われる。

 この日の式典では市民芸術祭会長の阿部寿一酒田市長が「芸術は心を豊かにするだけでなく、若々しさを与えてくれる。芸術祭を通して日ごろ慣れ親しんだ芸術に磨きをかけ、他の芸術分野にも興味を持って心豊かな日々をすごせるきっかけにしてもらいたい」とあいさつした。

 公演は「空―希望が舞い降り 希望が舞い立つここから…躍動・歓喜・憂愁・そして未来へ」を主題に、吉田梢さん(備前音楽スタジオ)の朗読「希望は海にとけこんだ空の色…」で開幕。延べ約180人が出演し、バレエやモダンダンス、児童たちの合唱と演奏などが次々と華やかなステージを演出した。会場を埋めた観客は大きな拍手を送っていた。

酒田に芸術の秋が到来。華やかなステージで芸術祭が開幕した
酒田に芸術の秋が到来。華やかなステージで芸術祭が開幕した


2008年(平成20年) 9月17日(水)付紙面より

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高校生16日解禁 就職戦線スタート 地元は依然厳しく「狭き門」

 来春卒業予定の高校生の採用活動が16日、全国一斉に解禁され、庄内地方の民間企業でも就職試験が行われた。景気の低迷が続く中、庄内地方の求人状況は若干の回復が見られるが、地元への就職を目指す高校生にとっては厳しい就職戦線が幕を開けた。

 鶴岡公共職業安定所が7月末現在でまとめた来春高校卒業予定者に対する職業紹介状況によると、県内への就職希望者336人に対し、県内求人数は240人。求人倍率は0・71倍で、前年同期の0・62倍から0・09ポイントだが改善した。同職安では「求人については例年9月や10月に出されるものが早めに出てきただけなのか、新規なのかはっきりせず、まずは前年並みの数字」と話している。

 一方、酒田公共職業安定所の7月末現在のまとめでは、県内への就職希望者233人に対し、求人数は240人。求人倍率は1・03倍と1倍を超え、前年同期より0・14ポイントアップした。同職安では「求人を出した事業所数は減ったが、1件ごとの人数が増えた。福祉や保安関係の求人増が目立つ」と分析している。

 山形労働局が8月末現在でまとめた地域別の来春高卒者への求人数(速報値)によると、庄内地域全体の県内求人は539人で、前年同期比3・7%増とまずまずの状況となっている。

 鶴岡市下山添の自動車部品製造の山形クラッチ(斎田千秋社長)では解禁日の16日、就職試験が行われ、5人の採用枠に16人の高校生が挑んだ。人事担当者から説明を受けた後、「狭き門」の突破を目指し筆記試験に取り組んでいた。担当者は「長く勤めて経験を積み、製造現場でリーダーとして従業員を引っ張っていくような人材を求めている」と話した。

企業の就職試験に挑む高校生たち=16日、山形クラッチ
企業の就職試験に挑む高校生たち=16日、山形クラッチ



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