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荘内日報ニュース


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2008年(平成20年) 9月18日(木)付紙面より

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私たち 町応援大使 余目二小 手作りパンフで庄内町PR

 自分たちが住む庄内町を仙台の人たちに知ってもらおう―。庄内町立余目第二小学校(竹村健一校長)の6年生が修学旅行先の仙台駅構内で、手作りのパンフレットを配布し同町のPR活動を行うことになった。これを受け16日、町観光協会(阿部武敏会長)から「庄内町応援大使」の任命書が6年生全員に送られた。

 同校では、3年生から総合学習で地元の文化や歴史を学んでいる。6年生は町の夏宵(よい)まつりへの参加や地域住民を招いて講話を聞くなど、地域とのかかわりを学習している。

 PR活動は「庄内町を元気にするため、自分たちができること」として児童たちが発案。今月18、19日の修学旅行中に実施することに決めた。

 具体的には、旅行初日の18日午前10時すぎから約1時間にわたり、JR仙台駅構内で広報活動を行う。町観光協会から「山形県庄内町」と書かれたのぼりや法被を借り受け、44人の6年生が4グループに分かれてパンフレットなどを配布する。

 パンフレットは、庄内のコメづくりや「日本一おいしい米コンテスト」など町の事業、カートソレイユ最上川や響ホールなどの施設、清河八郎の人物史など、児童たちが調べた町の文化や歴史などをまとめた。イラストや文章など子供たちが自筆で心を込めて描いたものに加え、写真も掲載、全19ページにわたる力作だ。できるだけ大勢に手渡そうと200部印刷した。

 この日、町観光協会の阿部会長が同校を訪問し、「小学生の皆さんが立派なパンフレットを作り、庄内町のPRをすると仙台の人たちは驚くと思う。協会も応援しています。頑張ってください」とあいさつ。6年生代表の清野岸朗君、秋庭奈緒さんに「庄内町応援大使」の任命書を手渡した。

 その後、「庄内町を愛していること、庄内町をよく知ろうとしていること、庄内町を盛り上げようという心を持っていること」など大使の心構えと役割を全員で唱和した。また、同協会とJA庄内たがわから町特産のミネラルウオーター「ブナの水音」(2リットル入り)12本が贈られた。「ブナの水音」は児童たちがPR活動する際、試飲用として紙コップに注ぎ通行人に配るという。

余目二小の6年生たちに「庄内町応援大使」の任命書が手渡された(上)と手作りパンフ
余目二小の6年生たちに「庄内町応援大使」の任命書が手渡された(上)と手作りパンフ


2008年(平成20年) 9月18日(木)付紙面より

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手をつなぎ「おもてなし」 新潟DC成功へ一翼 庄内たび宿おかみの会 発会

 庄内の旅館・ホテルの「女将(おかみ)」による「やまがた庄内たび宿おかみの会」の発会式が17日、東京第一ホテル鶴岡で開かれた。庄内地域も対象エリアに来年開催されるJRの大型観光キャンペーン「新潟デスティネーションキャンペーン(DC)」を機に、女将たちが手をつなぎ、庄内への一層の誘客や新潟DC成功に向け活動していく。

 藤沢周平ブームなどで観光客の「旅」のニーズが多様化していることを受け、これまでは個別に活動してきた温泉地や酒田、鶴岡市内の旅館・ホテルの女将たちが、地元庄内についてより深く学ぶとともに、「おもてなしの心」で一層の観光振興を図ろうというもの。「食」をテーマに地元とJR6社が来年10月から12月に繰り広げる新潟DC、来月から12月までのプレDCの成功に向け、その一翼を担うことも期待されている。

 「庄内地方の『たび宿』が全国に誇れる地域の宝に」と呼び掛け、湯野浜、あつみ、由良、湯田川の4温泉、酒田、鶴岡両旅館業組合でそれぞれ賛同者を募り、43人の女将が集まった。

 発会式では世話人会代表のあつみ温泉「つたや長兵衛」の斎藤篤子さんが「庄内の豊かな自然、歴史文化などたくさんの資源、宝を伝えきれていない部分もある。より有意義で地域のため業界のためになる会にしましょう」とあいさつ。斎藤亮一県庄内総合支庁長の祝辞の後、会の名称の説明、会員の紹介などを行った。今後の取り組みについて▽新潟DC事業への協力、参加▽庄内観光コンベンション協会など広域観光関係団体との連携▽会員相互のネットワーク構築と親ぼく―などを確認した。

 終了後、県庄内新潟DC推進協議会と共催で記念講演会が行われ、荒木由季子副知事が「観光交流と地域経済」と題して講演。荒木副知事は最近の本県への観光客数などを解説。「バブルがはじけた後、観光客数は伸び悩んでいる」とした上で、東北6県の宿泊者数比較、外国人旅行者宿泊者数などを説明し、「その人が求めるもの、サービスがあれば満足できる。価格は別にしてお得感がある。そこを常に意識することが大切では」と述べた。

庄内の観光振興に向け「やまがた庄内たび宿おかみの会」が発会した
庄内の観光振興に向け「やまがた庄内たび宿おかみの会」が発会した



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