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荘内日報ニュース
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2008年（平成20年） 9月27日（土）付紙面より
ツイートこれって庄内産？ 大山小３年生６０人 買い物で食育学ぶ
この野菜は庄内産かな？―。鶴岡市の大山小学校（竹内裕一郎校長、児童386人）の3年生59人が26日、食育体験事業で近くのスーパーでの買い物などを通じて、野菜の選び方など正しい食生活の一端を学んだ。
県が進めている食育体験学習事業の一環として、庄内保健所が主体となり実施。児童期からの食習慣の確立を目指し、将来にわたって正しい食生活を実践できる下地づくりを目指すもの。本年度は11月に実施する余目二小と合わせて2校が対象。
この日は「買い物で食育。発見！ 地元野菜」と銘打ち、学校で庄内保健所の三浦崇主任栄養士から3度の食事の大切さなどを聞いた後、近くのコープ大山店に移動。「県産」「県外産」「土の中で育つ野菜」「内側と外側の色の違う野菜」の4つの条件を設定し、それぞれ1つずつを計500円以内で買うという買い物ゲームに挑戦した。
子供たちは4人1組の計15班に分かれ、班ごとに買い物をスタート。県産として庄内産の長ネギや式部ナス、県外産として北海道産のジャガイモや千葉産のサツマイモなどを見つけ、500円以内という条件を満たすように計算しながら4つの野菜を品定め。値札や袋に張られたラベルを見ながら産地表示や地元の旬の野菜などを学んでいた。
買い物の後は、大山コミュニティセンターに移動し、班ごとに買った野菜を発表。その後、小松菜のごまあえを作り試食した。
「このキャベツは庄内産？」。買い物を通し、野菜の産地表示に触れた大山小の3年生たち
2008年（平成20年） 9月27日（土）付紙面より
ツイート「食の都庄内」満載 プレＤＣの誘客促進へ 庄内エリア版 総合ガイドブック完成
新潟県全域と庄内地域で来年開催されるＪＲの大型観光キャンペーン「新潟デスティネーションキャンペーン（ＤＣ）」を前に、来月から12月まで繰り広げられるプレＤＣの庄内エリア総合ガイドブックが完成した。プレＤＣでの観光誘客に向け、「食の都庄内」の魅力を満載している。
新潟ＤＣは「食」をテーマに地元とＪＲ6社が来年10月から12月まで展開する。その1年前をプレＤＣと位置づけ、庄内地域でも官民一丸となって各種事業を展開する。総合ガイドブックは、ターゲットとなる首都圏や仙台圏などに向けて情報発信し観光誘客を図るとともに、“旅のツール”として役立ててもらおうと県庄内新潟ＤＣ推進協議会（事務局・県庄内総合支庁観光振興室）が発行した。新潟県を含めた全体の総合ガイドブックは新潟側と共同で9月上旬に発行している。
「ごっつぉだの もっけだの 食の都庄内」と題した庄内エリア版では、「食の都庄内おいしい環（わ）」と題し、食の都庄内親善大使など地元の味にこだわり腕を競う料理人、麦きりやむきそばなど歴史の中ではぐくまれた庄内の食文化、米や庄内柿など豊かな大地の実りと新鮮な日本海の幸、出羽の山々の湧水と良質な米の結晶としての地酒など、6つの企画を掲載した。
さらに、城下町鶴岡と湊町酒田のモデルコース「見て歩き」、便利になった2次交通、温泉ガイド、プレＤＣ期間中のおもてなしプラン、イベント情報、優待施設の紹介などを盛り込んだ。
また、温泉宿泊券や庄内米、地酒などが当たるプレゼント応募はがきも付いている。
推進協議会事務局では「庄内だけで体験できる観光と食の情報、おもてなしなどをふんだんに盛り込んだ。これ一冊あれば庄内観光はОＫ」と話している。
Ａ4判、20ページで5万部発行。首都圏、仙台圏、県内を中心に主要観光施設、観光案内所、道の駅、高速道路のサービスエリア・パーキングエリアなどで配布する。問い合わせは県庄内総合支庁観光振興室＝電0235（66）2125＝へ。
プレＤＣ総合ガイドブックの庄内エリア版
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