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2008年(平成20年) 9月30日(火)付紙面より

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多彩な催しに歓声 「空の日」フェスタ エプロン一部開放し楽しく

 庄内空港の「空の日」フェスタが28日、同空港で開かれ、家族連れなどが駐機場(エプロン)でラジコン飛行機のデモンストレーションなど多彩な催しを楽しんだ。

 「空の日」(9月20日)にちなみ、航空に対する理解と関心を高める住民参加型イベントとして、県などが実行委員会を組織し毎年この時期に開いている。

 この日は曇り空ながら午前9時45分の開始時間から大勢の家族連れなどが訪れた。普段は立ち入りが制限されているエプロンを一部開放し、ラジコン飛行機やヘリのほか、貨物車や除雪車、消防車といった空港特殊車両がずらりと展示された。ラジコンのデモンストレーションでは、エプロン上空を舞台に宙返りや急旋回などアクロバット飛行が次々に披露され、大きな歓声が飛んでいた。

 また、県消防防災ヘリ「もがみ」の飛行・救助訓練、空港消防隊の放水、エアテント設営の各訓練も繰り広げられ、訪れた人たちが空港の仕事に理解を深めた。午後からは親子対象の航空教室が開かれ、滑走路や管制塔・気象施設の見学を楽しんだ。

ラジコン飛行機の展示・説明などが行われた
ラジコン飛行機の展示・説明などが行われた


2008年(平成20年) 9月30日(火)付紙面より

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藩校教育 後世へ 「致道館の日」孔子祭 記念講演も

 庄内藩の藩校教育継承を目的とした「致道館の日」孔子祭と式典、記念講演会が28日、鶴岡市馬場町の致道館と荘内神社参集殿で行われた。

 孔子祭は、致道館が文化2(1805)年に開校されて以来、孔子を祭った同館の聖廟(せいびょう)で、年2回開催されていたが、明治6(1873)年に致道館が廃校になり途絶えていた。

 致道館精神の継承を目的に活動している致道館文化振興会議(細井功会長、会員270人)が、孔子祭を行っている東京・湯島聖堂を視察するなどして2000年に128年ぶりに復活した。

 復活して9年目の今年は、会員や一般市民、同振興会議が主催する「少年少女古典素読教室」の受講生など合わせて約70人が出席。神事に続き祭主の細井会長が祝文を奉読し、参加者全員で論語抄第24章から第26章までを素読した。

 続いて、昨年鶴岡市を会場に開かれた第6回全国藩校サミットの開催を記念して設けられた「致道館の日」の式典では、前鶴岡市立朝暘第三小校長の三浦慎一先生が「致道館の日に寄せて」と題して講話。「武士道精神とは道徳であり、道徳教育が人間の未来に欠かせない」と話していた。

 また、荘内神社で開催された記念講演会では、筑波大学付属駒場中学校副校長の鹽谷健(しおのやけん)先生が「論語と古典教育」の演題で講演。「中学校、高校でも古典を読む機会が少なくなっている。古典を勉強するということは、祖父母、父母が勉強した古典を読むこと。古典の価値はそこにあり、親子三代に共通した話題が生まれ、文化の継承につながる」と語っていた。

儒教の祖・孔子をしのび論語を素読した「致道館の日」孔子祭
儒教の祖・孔子をしのび論語を素読した「致道館の日」孔子祭



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