2009年(平成21年) 6月11日(木)付紙面より
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庄内地域の洋食料理人で組織する研究会「庄内DECクラブ」(会長・阿部三喜夫西洋割烹花月シェフ)の庄内産食材キャンペーンが始まった。今月30日までの期間限定で、会員の協賛14店舗が「庄内浜の地魚と地場産野菜」をテーマにしたスペシャルランチメニューを提供している。
同クラブは西洋料理の技術研究のほか、地域の洋食文化の拡大と食生活改善を目的に活動している。会員数は約40人。庄内の旬の食材をPRしようと、「食の都庄内」づくり推進事業を進めている県庄内総合支庁の協力で2006年秋から年2回程度、キャンペーンを実施している。昨年度は6月に「庄内浜の魚」、11月に「庄内牛」をテーマに行った。
6回目の今回は、酒田、鶴岡、庄内、三川の4市町から、昨年11月より3店舗多い14店舗が協賛店として参加し、8日にスタート。イナダやワラサ、クチボソガレイ、ヒラメ、タイ、ソイ、ニシバイなどの魚介類、ナスやズッキーニ、ピーマン、トマトといった夏野菜を使ったオリジナルメニューを提供している。使う食材や料金は店によって異なり、料金は1450円から2800円まで。
期間限定メニューを注文し、キャンペーンのチラシに4店分(重複不可)のスタンプを集めると協賛各店で利用できる共通食事券(1000円分)がもらえる特典もある。
同クラブの阿部会長は「地産地消の推進に加え、地域のレストランの技術向上や、スタンプラリーでいろんな店を回ってもらうことで新規のお客さんを呼び込むことが狙い。観光客も含めて多くの人から地元のレストランに足を運んでもらえれば」と話している。チラシは協賛店のほか、庄内の主要観光施設などにある。問い合わせは協賛各店へ。
協賛店は次の通り。
レストラン欅、ル・ポットフー、洋食亭ブラン・ド・ブラン、レストランNico、西洋割烹花月、ガーデンナチュレふきのとう、ラ・ルーチェ、イタリアンレストランアンジェロ(酒田市)パリサンク、ル・ジョリ・シャポー、西洋茶寮CОVО di MARE、イル・ケッチァーノ(鶴岡市)融合料理まごころ(庄内町)ビストロ・デ・ポン(三川町)
「庄内浜の地魚と地場産夏野菜」をテーマにした庄内産食材キャンペーンのチラシ