2009年(平成21年) 6月24日(水)付紙面より
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鶴岡市立加茂水族館(村上龍男館長)で七夕(7月7日)にちなんだ魚を展示する「七夕展」が23日から始まった。
同館は毎年この時期、七夕や星にちなんだ名前の魚を集めて展示するとともに、館内に笹を飾り、来館者から願いごとを書いた短冊を下げてもらうイベントを行っている。
今回は、黒い体に白点が散りばめられている姿が七夕の星空のような「シモフリタナバタウオ」、頭から背中にかけて青色の輝く斑点がある「ギンガハゼ」、しま模様の黒い部分に散らばった白い斑点が天の川を連想させる「アマノガワテンジクダイ」の3種類を展示した。
来館者は水槽の中をのぞき込み、「熱帯魚ってきれいだのー」と話しながら、しげしげと見入っていた。
また、近くに飾られた笹には「フリスビーが上達しますように」「景気回復」など、来場者の願いごとが書かれた短冊が下がっていた。
展示は来月7日まで。
長いひれに散りばめられた白点がきれいなアマノガワテンジクダイ