2009年(平成21年) 6月28日(日)付紙面より
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地元で水揚げされた新鮮な魚介類を直売する「由良大漁市」が27日、鶴岡市の県漁協由良総括支所で行われ、鮮魚をはじめアナゴの干物など地元ならではの品物を買い求める人が訪れた。
県漁協女性部由良支部(遠藤政子支部長)が5年ほど前から年1回開催。この日は地元で水揚げされた夏イカやタイ、ハタハタなどの鮮魚類をはじめ、旬のモズクや岩ガキ、珍味として知られるアナゴやタコの干物などが並んだ。
午前9時のスタートと同時に待ち兼ねた市民らが訪れ、30杯入り1箱1000円で販売された朝どりの夏イカは開始早々に売り切れ。甘エビとガサエビが10匹ほど丸ごと入ったエビ汁が1杯100円で提供されたほか、あぶった干物の試食も行われ、訪れた夫婦連れらが買い物ついでにエビ汁を味わうなどしていた。
あぶったアナゴの干物なども試食で提供