2009年(平成21年) 6月30日(火)付紙面より
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庄内町狩川の風車村一帯で28日、恒例の「ラベンダーまつり」が開かれ、見ごろを迎えたラベンダーの摘み取りや野外ステージなどを大勢の家族連れが楽しんだ。
旧立川町のシンボルとなっている風車が建つ風車村では、環境学習施設「ウインドーム」に隣接する広さ約20アールの畑に2種、1000株を植栽。まつりは1997年から毎年、広く町民から環境問題について考えるきっかけにしてもらおうと、「エコランド事業」の一環として見ごろを迎えるこの時期に行っている。
この日は薄紫色のじゅうたんが広がり、会場はさわやかな香りが広がった。ラベンダーの摘み取りやスティック作りのほか、ラベンダーアイスの販売や手打ちそばの実演、チビッ子広場としてバッテリーカーや庄内署による白バイやパトカーの展示、野外ステージでは大道芸やダンスの発表など多彩なイベントが繰り広げられた。
ラベンダーの摘み取りでは、親子連れらがはさみを片手に「いいにおいだね」などと言いながら穂先が色づいたものを丁寧に切り取っていた。まつりは7月12日まで行われ、期間中は毎日午前9時から午後4時半までラベンダーの摘み取りができる(1回200円)。
ラベンダーのさわやかな香りの中で、摘み取りを楽しむ親子連れ