2009年(平成21年) 7月9日(木)付紙面より
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飲酒運転の撲滅に向け、庄内警察署(野口清治署長)と庄内地区安全運転管理者連絡協議会(梅木正文会長)は、瓶やペットボトルのふたにかぶせるオリジナルのボトルキャップ「飲んだら乗れま栓(せん)」を製作した。昨年作ったボトルタグ「飲んだらのれん」に続く、「飲んだら―」シリーズ第2弾。庄内安管加盟事業所の社員に配布した。
同署と庄内安管は昨年12月、酒を飲んだら運転できないことをアピールし、「飲酒運転をしない、させない、許さない」環境づくりを図ろうと、ボトルをキープする際に名前を書いておく、のれん型ボトルタグを製作。のれんと「乗れん(運転できない)」をかけたもので、管内の飲食店に配布し好評を得た。
今回のボトルキャップは、今年5月に同署が摘発した飲酒運転がいずれも自宅での飲酒によるものだったことから、家庭で晩酌する人を想定し製作。ボトルキャップの「栓」と「乗れません(運転できません)」をかけた。赤地に白字で「飲んだら乗れま栓」と記載。直径4センチのキャップにピッタリはまり、同3センチのものにはかぶせて使用する。
このほど開かれた庄内安管の本年度総会の席上、1事業所に5個ずつ配布した。同署では「深酒を防ぐ意味でも、ある程度の量を飲んだら瓶やペットボトルにかぶせてほしい」と話していた。
庄内署と庄内安管が製作したオリジナルのボトルキャップ