2009年(平成21年) 8月7日(金)付紙面より
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水田周辺の生物の生息環境を調べる「田んぼの生きもの調査」が6日、鶴岡市櫛引地域の馬渡地区で行われ、子供たちが網でカエルやドジョウを捕まえた。
農水省東北農政局西奥羽土地改良調査管理事務所が2001年から、管轄する山形、秋田両県で1カ所ずつ定点調査を実施。県内では馬渡地区を調査対象に水田のカエルと農業用排水路となっている馬渡川の魚類の生息を調べている。
この日は、馬渡地区の小学生18人と、同調査に協力している県内の「イオンチアーズクラブ」の小学生46人が参加。8グループに分かれ、水田の用水路でカエルの生息環境調査として、網を片手に探索。子供たちは「いた、いたー」などと歓声を上げ、同事務所の職員や保護者らの協力でカエルやドジョウなどを捕まえていた。
その後、近くの広場に移動し、馬渡川で捕獲されたドジョウやウグイ、ハヤなどの生物を観察した。
馬渡地区の生物調査に協力する子供たち