2009年(平成21年) 8月7日(金)付紙面より
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鶴岡市出身の絵本作家・土田義晴さんを「一日支店長」に招いたイベントが6日、同市の鶴岡信用金庫錦町支店で行われ、子供たちがグラスのお絵かきに挑戦した。
鶴岡信金が旧酒田信金との合併1周年を記念し、鶴岡信金のオリジナルキャラクターの生みの親である土田さんを招いた。イベントは午前と午後の2回行われ、幼児から小学生まで20人ずつとその父母らが参加した。
午前中のセレモニーでは、参加親子を前に同信金の加藤捷男理事長が「親子で夏休みの楽しい思い出を作ってください」とあいさつ。土田さんに一日支店長の委嘱状を手渡した。
お絵かきでは、ガラスにも描ける絵の具でオリジナルグラスづくりに挑戦。土田さんは「3色か4色使うときれいに描ける」「筆に水をつけすぎないように」とアドバイスしながら会場を回り、うまくできない子には「くまくん」や「きつねくん」などのキャラクターを描いてあげ、子供たちは大喜びしていた。また、半分は自分の好きな絵を描き、残り半分は土田さんにお願いするなど、合作のオリジナルグラスに仕上げる子供もいた。
お絵かきの前には、土田さんと参加者の記念撮影や、第三学区絵本を読み合う会「だんぼの耳」のメンバーによる土田さんの作品の読み聞かせも行われた。
土田さんに絵を描いてもらう子供たち