2009年(平成21年) 8月9日(日)付紙面より
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第91回全国高校野球選手権大会の開会式が8日、皇太子さまご臨席のもと、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で行われ、山形代表の酒田南ナインも「高校野球の聖地」で力強い入場行進を披露した。
入場行進は、昨年夏の優勝校・大阪桐蔭(北大阪)の中谷良也主将を先頭に、北から順に代表49校が甲子園の土を踏みしめた。6番目に登場した酒田南ナインにもスタンドから大きな拍手が送られた。
皇太子さまはお言葉の中で「1世紀近い高校野球の歴史において、ひたむきではつらつとしたプレーは多くの国民に夢と感動を与えてきました。この大会においても古里の代表として日ごろ鍛えた技を十分発揮することを期待します。選手の皆さんの健闘をお祈りします」と選手たちを激励された。
その後、伊万里農林(佐賀)の吉永圭太主将が「この夢の舞台、甲子園球場でプレーできることを喜び、最高の仲間ときずなを深めながら全国の人たちに希望と感動を与えられるよう、一生懸命に白球を追うことを誓う」と選手宣誓した。
開会式終了後、常総学院(茨城)―九州国際大付(福岡)で熱戦が幕を開けた。酒田南は大会第3日(10日)の第1試合で、地元・兵庫代表の関西学院と対戦する。
6番目に登場した酒田南ナインも堂々の入場行進を見せた