荘内日報ニュース

2009年（平成21年） 8月13日（木）付紙面より

大人の自覚新た　藤島皮切りに夏の成人式

　夏の成人式のトップを切って鶴岡市藤島地域の成人式が12日、同市藤島公民館で開かれ、新成人たちが大人の自覚を新たにした。

　同地域の今年の対象者は1988年4月2日から89年4月1日までに生まれた男性75人、女性80人の計155人。午前11時の式典を前に女性は華やかなドレスや涼しげな浴衣、男性はスーツ姿で会場を訪れ、「久しぶりー」「元気だった？」と再会を喜び合った。

　式典には対象者のうち約120人と来賓など約40人が出席。富塚陽一鶴岡市長が「社会人の一員として、この地域の新たな魅力づくりに力を貸してほしい」とメッセージを送った。

　新成人を代表して萬年元気さん（上藤島）が「社会人として責任ある立場になった。先輩たちが築いた伝統と文化を受け継ぎ、より良い社会づくりに貢献したい」と力強く誓いの言葉を述べた。式典後は中学の恩師らを囲んで記念撮影などを行い、楽しいひとときを過ごした。

　この後、14日に鶴岡市の朝日と櫛引地域、15日に同市の羽黒と温海地域、それに庄内、三川の2町で成人式がそれぞれ行われる。