2009年(平成21年) 8月26日(水)付紙面より
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鶴岡市の斎小学校(栗田英明校長、児童120人)4年生児童たちが25日、同市勝福寺の赤川で“雑魚しめ”体験し、地元の自然に親しんだ。
同校では総合学習の一環として、学校近くの赤川と内川の生物や自然環境に触れようと2000年から毎年、OBの阿部恒夫さんと「鶴岡淡水魚夢童の会」の岡部夏雄さんを講師に川の調査を行っている。
この日は、児童20人が参加。はじめに阿部さんたちが「網を川底にしっかりつけたら、魚が隠れていそうな石を足でけって網に追い込んで」などと通称・けんこ網の扱い方を説明。児童たちは水着姿で川の中に入り、2人1組で雑魚しめに挑戦した。アドバイス通りに魚を追い込み、慎重に網をすくい揚げると網の中にはカジカやヨシノボリが入り、「やったー。大物だ」と歓声を上げていた。
雑魚しめを通して、地元の川を知る斎小の児童たち