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2010年(平成22年) 2月2日(火)付紙面より

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熱々寒ダラ汁を堪能 由良としゃりん冬の味覚大人気

 地元で水揚げされた真冬の味覚・寒ダラを味わう「由良寒鱈(かんだら)まつり」が31日、鶴岡市由良地区で開かれ、市内外から訪れた大勢の家族連れらが、熱々の寒ダラ汁を堪能した。

 鮮度や地場産にこだわった寒ダラのおいしさをPRし、由良地区の活性化と水産物の地産地消を図ろうと、同地区の自治会や観光協会、県漁協由良総括支所などで実行委員会を組織し、タラが旬を迎える毎年この時期に開催している。

 8回目のこの日は、市フィッシングセンターを会場に、由良港に水揚げされた新鮮な寒ダラ約300キロを使って700食の寒ダラ汁を販売。素材の良さを生かすため、タラのほかには岩ノリしか入れないこだわりの寒ダラ汁を味わおうと、午前11時のオープン前から家族連れらが続々と訪れ、お昼前には長蛇の列ができた。

 また、地元で揚がった寒ダラ100匹を直売。3キロクラスでオスが4000円台、メスが2000円台と店頭の半額ほどという手ごろな値段もあって人気を呼び、正午すぎには売り切れた。

 会食会場のセンター内は、湯気の立つ寒ダラ汁や、しょうゆで味付けしたタラコをご飯にかけた「たらこ飯」などを味わう人で満杯。ラジオでこの催しを知り、インターネットで詳細を調べてやってきたという山形市深町の自営業、田中一夫さん(38)一家5人も座敷で庄内の冬を代表する味を楽しんだ。妻の利恵さん(39)は「おいしい。内陸ではあまり食べる機会がない。肝と岩ノリの風味が最高」と感想。二女の絢子ちゃん(2)も、目を細めながらほおばっていた。

 一方、同市早田の道の駅「あつみ」しゃりんでもこの日、「しゃりん寒鱈まつり」が繰り広げられた。地元の鼠ケ関港で水揚げされた寒ダラの汁を一杯400円、限定500食を販売。大勢の家族連れらでにぎわった。

おいしい寒ダラ汁を父親に食べさせてもらい自然に笑顔が広がった=鶴岡市由良の市フィッシングセンター
おいしい寒ダラ汁を父親に食べさせてもらい自然に笑顔が広がった=鶴岡市由良の市フィッシングセンター



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