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2010年(平成22年) 2月11日(木)付紙面より

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厳しい雇用情勢打破へ 鶴岡で就職面接会

 一般求職者や新規学校卒業予定者を対象にした就職面接会「ワークチャンス2010春・鶴岡」が9日、鶴岡市のマリカ市民ホールで開かれ、厳しい雇用情勢を反映して200人近い求職者が訪れ、求人企業の人事担当者との面談に臨んだ。

 鶴岡公共職業安定所管内の昨年12月の有効求人倍率は0・45倍。11月を0・06ポイント、前年同月と比べると0・23ポイント下回っている。一方、管内の新規高校卒業予定者のうち、就職希望者453人の就職内定率は12月末現在で86・75%。前年同期を4・35ポイント下回り、60人が就職未内定となっている。

 面接会は一人でも多くの求職者に就職を決めてもらおうと、同職安と山形労働局が鶴岡地区雇用対策協議会、県、鶴岡市、三川町の協力で開いた。

 求人側はサービス7社、保険6社、製造3社、建設、卸・小売、旅館飲食、警備各2社の計24社が参加。求人総数は94人分。一般求職者のみを対象にした昨年10月の面接会に比べて企業数、求人数ともわずかな減少にとどまったが、今回と同じく新規学卒予定者を含めた昨年2月の面接会との比較では企業数で11社減、求人数で69人減と大きく落ち込んだ。これに対して求職者は高校生6人を含む198人が訪れ、昨年2月、10月とほぼ同数となった。

 面接会には午後1時の開始時点で100人を超える求職者が訪れ、リクルートスーツ姿の大学生や専門学校生などの姿も目立った。希望する企業のテーブルを回り、人事担当者から正社員や臨時社員など雇用形態、労働条件の説明を受けるとともに、自己アピールしていた。以前は電子関係の派遣社員をしていたという鶴岡市内の40代後半の男性は「昨年夏から求職活動を続けているが、この状況では職種にこだわってはいられない。何社か面接を受けてみたい」と話していた。

 同職安では「依然として製造業の求人の落ち込みが大きいが、中にはこの数カ月でリーマンショック前の8割程度まで受注が回復した企業もあり、さらに求人開拓に力を入れていく」と話した。

就職を目指して求人企業の担当者と面談した
就職を目指して求人企業の担当者と面談した



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