2010年(平成22年) 2月18日(木)付紙面より
ツイート
JA鶴岡助けあいの会「けさらん愛愛サービス」(三浦美津子会長、会員60人)は17日、地元産の野菜を中心とした手作りの地産地消弁当を鶴岡市内の高齢者宅に届ける配食サービスを行った。
同会は、ホームヘルパーの資格を持つ同農協女性部のメンバーで組織。配食サービスは会員が生産した野菜などを使い、家庭的な味を高齢者に楽しんでもらおうと毎年この時期に実施している。今回で13回目。
メニューは小松菜とワカメのあえ物やベニザケの焼き物、カブの葉を交ぜた菜っぱご飯のほか、春菊の酒かすあえや豚肉とシソを巻いたフライなど会員たちが趣向を凝らしたアイデア料理など計10品。
この日は午前8時半から鶴岡市農村センターで弁当作りが行われ、会員約40人が準備に追われた。出来上がった弁当は約330人分で、各支所の担当地域に分かれ、昼前まで各世帯に届けられた。
三浦会長は「毎年、弁当を楽しみにしてくれる人が多くいる。今回は味や彩りを工夫した弁当に仕上がり、お年寄りたちから喜んでもらえると思う」と話していた。