2010年(平成22年) 2月18日(木)付紙面より
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酒田市の県立産業技術短期大学校庄内校(赤塚孝雄校長)の本年度卒業研究発表会が、18日まで3日間の日程で同校大講義室で行われている。17日は電子情報科の2年生12人が登壇し、これまでの研究成果を披露した。
同校は制御機械、電子情報、国際経営の3学科を設置している。卒業研究は卒業単位のうちの一つ。自ら考える研究心と創造性を養い、それを発表できる積極的な人材を育成するのが狙い。テーマは1年次からの学習内容を基に学生自身が決め、2年次後半の約半年でまとめる。初日の16日は制御機械科の2年生12人が発表した。
17日は電子情報科の2年生が発表し、一般市民や教職員、1年生が聴講した。無線LAN網を用いた局所的なウエブサイトの配信実験、携帯電話を活用した出席管理ソフトウエアの開発、スキャンした画像からの文字の抽出実験、シューズ型体重計の開発など、学生たちは2年間の学習成果を披露。発表が終わるたびに聴講者からは大きな拍手が送られた。
最終日の18日は国際経営学科の2年生18人が発表する。