2010年(平成22年) 2月24日(水)付紙面より
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鶴岡市の朝暘第四小学校(天野卓夫校長、児童550人)の児童たちがボランティア活動で集めたアルミ缶で車いす1台を購入し22日、学区内にあるデイサービスあゆみの家(石原一惠代表)に寄贈した。
同校では、ボランティア委員会が中心となり、全校でアルミ缶などの回収を実施。学区内の福祉施設に車いすやタオルなどを寄贈する活動を行っている。
今回は同委員会などが中心となり、月2、3回、回収日を設けるなどして全校児童に協力を呼び掛け、昨年4―12月までにアルミ缶785キロを集めた。それを鶴岡市のリサイクル業者を通じて換金し車いすを購入した。
この日はボランティア委員長の谷口輪君(6年)ら委員4人があゆみの家を訪れた。谷口君が「皆さんのお役に立てればすごくうれしいです。有効に使ってください」と石原代表に車いすを手渡した。石原代表は「皆さんの努力でこんな素晴らしい車いすを頂けてうれしいです。大事に使わせてもらいます」とお礼の言葉を述べた。