2024年11月30日 土曜日

文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2010年(平成22年) 9月21日(火)付紙面より

ツイート

鶴岡市「敬老のつどい」 おめでとう 小中高生も祝福

 「敬老の日」の20日、鶴岡市の「敬老のつどい」が市文化会館で開かれた。市内の65歳以上の高齢者約800人が参加し、保育園児によるアトラクションなどを通じて楽しいひとときを過ごした。

 高齢者を敬愛し長寿を祝おうと、旧市時代に始まり、市町村合併以降は新市全域に参加対象を拡大して開き、今年で45回目。

 式典でお祝いのあいさつに立った榎本政規市長は、8月末現在の市内の高齢者(65歳以上)は3万9271人で全人口の3分の1強と、高齢化が進んでいる現状を示し、「これからも市民が健やかに安心して暮らせるよう、子育てから介護までしっかりした健康福祉行政を進める。一層、健康で長生きし、市の活性化に支援を」と述べた。

 榎本市長は引き続き、101歳以上の出席者として、ともに数えで102歳の加藤於信さん(睦町)、原田操さん(大山)の2人に花束を贈り、長寿を祝った。

 式典に先立つオープニングでは、常念寺保育園の園児がドラム演奏で「アメリカンパトロール」などを元気に披露、喝采(かっさい)を浴びた。式典後は鶴岡二中、豊浦中の生徒による高齢者との触れ合い体験発表、鶴岡四中吹奏楽部の演奏、櫛引西小児童らの丸岡桐箱踊り、日本舞踊・八沢会の大黒舞の公演などが行われ、参加者は各世代の発表を楽しんだ。

 参加者一人一人には、市内の全小学校の5年生が長寿を願い、心を込めて書いた手紙が配られた。また、鶴岡中央高ボランティア部などがスタッフとして運営を支援した。

長寿を祝い101歳以上の出席者に花束を贈る榎本市長(右)
長寿を祝い101歳以上の出席者に花束を贈る榎本市長(右)


2010年(平成22年) 9月21日(火)付紙面より

ツイート

春と勘違い? 鶴岡市の大網保育園 園庭のサクラ咲く

 とってもきれいなサクラが咲いたよ―。鶴岡市大網の大網保育園(渡部祐子園長、園児11人)の園庭にあるサクラの木が花を咲かせた。

 渡部園長によると、8月のお盆ころに突然、4本あるサクラの木の1本が半分の枝の葉を落とした。それから1カ月して今月13日、葉がなくなった枝に花が咲き出した。咲き始めは白い花びらが日に日に赤みを増してきれいな色に。青空が広がった18日、園庭に出て遊んでいた女の子たちは「こんなときにサクラが咲くなんて思わなかった」「でも、とってもきれい」と保育士さんとおしゃべりしながら“花見”を楽しんでいた。

 このサクラはヤマザクラ系とみられ、高さ約7メートル。植えられて約30年になるという。大網地区では、育てた人の屋号から「萬太郎ザクラ」の呼び名でよく知られ、地元の人たちにも「萬太郎ザクラが咲いだっけよ」と話題になっている。

 今夏、庄内各地で発生した虫害が影響し、木の半分の枝が虫の食害で葉を落とし、その部分が「不時開花」したとみられる。

 渡部園長は「園庭で育って30年ほどのサクラだが、1年に2度咲いたのは初めてらしい。園児みんなもびっくりしています」と話していた。

大網保育園で不時開花したサクラ=18日
大網保育園で不時開花したサクラ=18日



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

  ■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

ニッポー広場メニュー
お口の健康そこが知りたい
気になるお口の健康について、歯科医の先生方が分かりやすく解説します
鶴岡・致道博物館 記念特別展 徳川四天王筆頭 酒井忠次
酒井家庄内入部400年を記念し、徳川家康の重臣として活躍した酒井家初代・忠次公の逸話を交え事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第2部 中興の祖 酒井忠徳と庄内藩校致道館
酒井家庄内入部400年を記念し、庄内藩中興の祖と称された酒井家9代・忠徳公の業績と生涯をたどる。
致道博物館 記念特別展 第3部 民衆のチカラ 三方領知替え阻止運動
江戸幕府が3大名に命じた転封令。幕命撤回に至る、庄内全域で巻き起こった阻止運動をたどる。
致道博物館 記念特別展 第4部 藩祖 酒井 忠勝
酒井家3代で初代藩主として、庄内と酒井家400年の基盤を整えた忠勝公の事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第5部 「酒井家の明治維新 戊辰戦争と松ケ岡開墾」
幕末~明治・大正の激動期の庄内藩と明治維新後も鶴岡に住み続けた酒井家の事績をたどる。
酒井家庄内入部400年
酒井家が藩主として庄内に入部し400年を迎えます。東北公益文科大学の門松秀樹さんがその歴史を紹介します。
続教育の本質
教育現場に身を置く筆者による提言の続編です。
教育の本質
子どもたちを取り巻く環境は日々変化しています。長らく教育現場に身を置く筆者が教育をテーマに提言しています。
柏戸の真実
鶴岡市櫛引地域出身の大相撲の元横綱・柏戸の土俵人生に迫ります。本人の歩み、努力を温かく見守った家族・親族や関係者の視点も多く交えて振り返ります。
藤沢周平の魅力 海坂かわら版
藤沢周平作品の魅力を研究者などの視点から紹介しています
郷土の先人・先覚
世界あるいは全国で活躍し、各分野で礎を築いた庄内出身の先人・先覚たちを紹介しています
美食同元
旬の食べ物を使った、おいしくて簡単、栄養満点の食事のポイントを学んでいきましょう
庄内海の幸山の幸
庄内の「うまいもの」を関係者のお話などを交えながら解説しています

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field