2011年(平成23年) 3月18日(金)付紙面より
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庄内地方の小学校37校で17日、卒業証書授与式が行われ、卒業生が6年間の思い出を胸に学びやを巣立った。
庄内教育事務所によると、庄内地方の卒業式は17日に鶴岡田川地区の37校、18日は酒田飽海地区を中心に41校で行われる。また、17日は東北電力の計画停電の影響で、各校によって時間変更して対応したところもあったが延期などはなかった。
このうち、鶴岡市立朝暘第六小学校(渡会晃校長、児童840人)では、渡会校長が126人の卒業生一人一人に卒業証書を手渡し、「本校の校訓である『敬愛』を胸に刻み、中学校では勉学や部活動に励み、文武両道の活躍を期待します」とはなむけの言葉を送った。
式終了後、在校生による花のアーチ、出席者たちの温かい拍手に包まれ、卒業生は晴れやかな表情で学びやを巣立った。
卒業生の保護者の男性(42)は「計画停電が実施されても学校側から発電機などで対応し、卒業式はできると事前に聞いていたので心配はなかった。無事に卒業式ができて良かった」と話していた。