2011年(平成23年) 7月28日(木)付紙面より
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鶴岡東が30年ぶりに甲子園出場―。第93回全国高校野球選手権山形大会は27日、荘銀・日新スタジアム(県野球場)で鶴岡東―山形中央の決勝戦を行い、鶴岡東が3―2で勝利し、鶴商学園時代に出場した1981(昭和56)年以来、夏の甲子園大会の切符を手にした。昨年の決勝戦の再現となったカードで、鶴岡東は3回に2点を先制、同点に追いつかれた後、7回に勝ち越し、昨夏の雪辱を果たすとともに悲願の優勝を遂げた。
鶴岡東は3回、先頭の本田が中前打で出塁し古市の犠打で進塁、続く神田浩が一塁線を破る三塁打を放ち先制した。さらに遠田の犠飛で1点を加えた。
鶴岡東の先発・古市は6回に山形中央打線につかまった。1死一塁で、甘く入った変化球を右翼に運ばれ同点とされた。
鶴岡東は7回2死一、二塁で、神田浩が一、二塁間を破る適時打で1点を加え再びリード。鶴岡東は8回にピンチを迎えたが、古市から継投した佐藤亮が後続を打ち取った。