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2011年(平成23年) 8月4日(木)付紙面より

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酒田市希望ホールのスタインウェイ製 児童生徒がピアニスト気分味わう

 酒田市の児童・生徒たちから、同市の希望ホールに備え付けられているスタインウェイ製コンサートピアノを奏でてもらうイベントが2日、同ホールで開かれ、参加者は思い思いに高級ピアノに触れ、ピアニスト気分を味わった。

 このピアノは、「ホールに最もふさわしい音色を放つピアノ」と、東京藝術大音楽学部准教授でピアニストの有森博さんが、希望ホールのオープン(2004年7月)に合わせ選定したもの。同ホールで昨年10月に開催された「花王ファミリーコンサート」で、演奏を披露したピアニスト・清水和音さんは「良い音に育っている。大当たりのピアノ」と絶賛した。

 体験イベントは、市が本年度からスタートさせた「LOVE酒田推進事業『音楽の街プロジェクト』」の一環。同事業は、一流の音楽家との共演や演奏体験などを通し、音楽を愛する児童・生徒らから夢や希望を持ってもらうのが狙い。

 この日は児童・生徒計19人が体験。大ホールステージ上に置かれたピアノと向かい合い、1人30分の持ち時間を使い、現在習っている楽曲を中心に演奏。周囲に反射板が設置されたことから、音響はクラシックコンサート開催時並みの良さ。参加者はピアノの持つ重厚感を味わっていた。

 体験した鍋谷真菜さん(北平田小5年)、真央さん(同3年)の姉妹は「鍵盤は軽かった。家と違って響き、すごく気持ちが良かった。機会があったら、また弾いてみたい」と笑顔で話していた。

 一方、同事業の一環として、世界で活躍するトランペット奏者・エリック宮城さんらを招いたコンサートが、4日午後6時半から同ホールで開かれる。2部構成で行われ、第1部では、市内の高校生や一般がエリックさんらプロ奏者とともに演奏を披露。第2部はプロの演奏。入場料は全席自由で500円。問い合わせは市文化スポーツ振興課芸術文化係=電0234(26)5778=へ。

スタインウェイ製ピアノを奏でる参加者たち
スタインウェイ製ピアノを奏でる参加者たち



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