文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2011年(平成23年) 8月5日(金)付紙面より

ツイート

県水産試験場の「親子科学教室」 イカやアジさばき生態学ぶ

 県水産試験場(鶴岡市加茂、井口雅陽場長)の「夏休み親子科学教室」が3日、隣接する加茂水産高校で開かれ、県内各地の小学生と保護者が、解剖実験を通じて地元で捕れる魚介類について理解を深めた。

 この教室は、県内各地の県試験研究機関が毎年、それぞれの専門職員や機器を生かし、次代の科学技術を担う青少年を育成しようと開いており、今年は県内17カ所で開催。水産試験場の教室には鶴岡市や酒田市、新庄市、村山市、天童市など県内各地の児童16人と保護者、合わせて30人が参加した。

 参加者は甲殻類(ベニズワイガニ)、魚類(マアジ)、頭足類(スルメイカ)の地元で捕れる魚介類3種を解剖した。同試験場海洋資源部の忠鉢孝明部長から「カニみそは、肝臓や膵臓(すいぞう)の役割を持つ肝膵臓。ゆでるととてもおいしい」「魚はえらから酸素を取り入れる。えらが赤いものが新鮮」「イカは敵に襲われると墨を出し、大きな生き物がいると錯覚させて逃げる」など説明を聞きながら、はさみで腹部を開き、内臓の名前などを確認していた。

 魚が大好きでよく食べるという松本智君(6)=宮野浦小1年=は「ヌルヌルして大変だったけど、うまくはさみで切れて楽しかった」と話した。

 捕れたてを使ったアジとイカは、各参加者が保冷箱に入れ“お土産”として持ち帰った。

スルメイカを開き、雄、雌の違いなどを確認する親子
スルメイカを開き、雄、雌の違いなどを確認する親子



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

 
■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

Loading news. please wait...

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field