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2011年(平成23年) 8月18日(木)付紙面より

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地元役者が熱演 戸沢花胡蝶歌舞伎素朴な芸能楽しむ

 鶴岡市温海地域の戸沢地区に伝わる「戸沢花胡蝶(はなこちょう)歌舞伎」が16日、地区公民館で上演され、住民らが素朴な農民芸能を楽しんだ。

 戸沢花胡蝶歌舞伎は、史料が焼失して起源ははっきりしないが、隣接する山五十川地区で300年ほど前から伝承されている山五十川歌舞伎と同じぐらいの歴史があるとされており、現存する台本には江戸後期の弘化元(1844)年の物も含まれている。

 山五十川歌舞伎が優美さを備えているのに対し、戸沢花胡蝶歌舞伎は素朴さが持ち味。お盆に先祖の霊を慰める「供養歌舞伎」とも呼ばれ、毎年8月16日に演じられている。

 この日の出し物は、「假名手本忠臣蔵十段目 天河屋の場」。討ち入りの武器を調達していた天河屋義平の店に捕手が押し掛け、討ち入りの計画を白状させようとするが、義平は拒み、長持ちに座って見えを切るという物語。公民館には地区の子供からお年寄りまでが集まり観劇。地元の男性20人が扮(ふん)した役者たちが、情感をたっぷり込めて熱演。また、笑いを誘うユーモアあふれる演技も披露され、会場には拍手と笑顔が広がっていた。

地元役者が名演技を繰り広げた
地元役者が名演技を繰り広げた



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