2011年(平成23年) 8月20日(土)付紙面より
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鶴岡市出身の絵本作家・土田義晴さん(東京都在住)を「一日支店長」に招いたイベントが19日、同市の鶴岡信用金庫西支店で行われ、子供たちがグラスのお絵かきに取り組んだ。
このイベントは、旧酒田信金との合併を記念し2008年から開いている。子供たちに夏休みの思い出を作ってもらおうと、毎年この時期に鶴岡信金のオリジナルキャラクターの生みの親である土田さんを招いて実施している。
4回目の今回は、午前と午後の2回行われ、幼児から小学生とその保護者合わせて64人が参加した。午前中のセレモニーでは、加藤捷男鶴岡信金理事長が「土田義晴先生と一緒に活動し、夏休みの良い思い出にしてほしい」とあいさつし、土田さんに一日支店長の委嘱状を手渡した。
お絵かきでは、ガラスにも描ける絵の具でオリジナルグラスづくりに挑戦。土田さんは「筆に水をつけすぎないように」、「グラスの中にティッシュを入れると上手に描ける」などとアドバイス。子供たちは動物や花など思い思いの作品に仕上げていた。また、うまくできない子には土田さんが「くまくん」などのキャラクターを描いてあげ、子供たちは「どうもありがとう」と笑顔を見せていた。