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2011年(平成23年) 1月20日(木)付紙面より

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全国高校総合文化祭の自然科学部門 鶴南高科学部が2回目出場

 県立鶴岡南高校(田中芳昭校長)の科学部が、今年8月に福島県を会場に開催される「第35回全国高等学校総合文化祭」(高文祭)の自然科学部門に県代表として出場する。本番では「水田土壌の微生物を用いた発電」をテーマとした研究成果を発表する。同校では2年ぶり2回目の出場で、生徒たちは「入賞を目指して頑張る」と意気込んでいる。

 高文祭は、文化庁と全国高等学校文化連盟が主催し、1977年から毎年、各都道府県の回り持ちで開催している。高校生の祭典とされ、“文化部のインターハイ”とも呼ばれている。福島大会の会期は8月3―7日の5日間で約10万人の参加を見込む。

 今回、高文祭に出場する同校科学部のメンバーは、部長の南葉一輝君(16)、早坂亮祐君(15)、宇田裕樹君(16)の3人で、いずれも1年生。今春に山形大農学部生物資源学科の加来伸夫准教授の指導・協力を受け、水田土壌にすむ微生物を利用して発電する研究を始めた。昨年5月から約5カ月間かけて、微生物が発電する仕組みの解明や電圧の測定などをまとめた。

 研究内容は昨年12月、山形市の霞城学園高校で開かれた県高等学校文化連盟科学専門部主催の高等学校科学部研究発表会で発表。同部は全体の最優秀に選ばれ、県代表として高文祭の出場を決めた。

 自然科学部門は郡山市の日本大工学部を会場に行われ、全国から物理、化学、生物、地学部門の代表が出場。部門ごとの分科会形式で12分間の持ち時間を与えられ、パソコンやプロジェクターを使って研究成果を発表する。

 南葉部長は「全国大会に向けて、さらに研究を進めていき、本番では新たな成果を発表できればと思う。発表はすごく緊張するが、落ち着いてしっかり研究成果を伝えてきたい」と抱負を語る。顧問の池田理教諭は「生徒たちには研究を通して、失敗を乗り越えていく楽しさを味わってもらいたい。今回の研究内容はすごく良かったし、全国大会出場はこれからの研究の励みになるはず」と話していた。

高文祭に出場する(右から)早坂君、南葉君、宇田君の3人
高文祭に出場する(右から)早坂君、南葉君、宇田君の3人


2011年(平成23年) 1月20日(木)付紙面より

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私立3高校で入試

 酒田南高校(齋藤善明校長)で19日、推薦・一般専願の両入試が行われ、計85人が作文、面接などに臨んだ。

 試験科目は、普通科出願者が作文と面接、特別進学科の出願者は、それに加えて英語と数学。試験開始の午前9時5分を前に、制服姿の受験生たちが続々と来校し指定された教室へ。試験官から注意事項の説明が行われた後、試験開始を告げる合図とともに、受験生たちは真剣な表情でまずは作文に取り組んでいた。

 両入試の合格発表は21日正午。同校の併願入試は来月2日、同校と秋田県内2カ所、新庄市内の計4会場で行われる。

 天真学園高校(齋藤正典校長)の専願などの入試が19日、同校と秋田県内の計2会場で行われた。合否の発表は21日。同校の併願入試は来月2日に行われる。

 鶴岡東高校(齋藤哲校長)で19日、2011年度の前期入試が行われ、受験生たちが合格目指して問題に取り組んだ。

 同校ではこの日、特進、総合、体育、情報の4科の入試が行われた。試験科目は国語、数学、社会、理科、英語の順番で5教科。全体の定員315人に対し992人が志願し、平均志願倍率は約3・15倍となった。

 大雪の影響で、酒田方面の受験生を乗せた貸し切りバスの到着がやや遅れたものの、大きなトラブルはなかった。試験会場の各教室や視聴覚室では、「問題用紙の印刷部分で読めないところがあったら挙手し、試験官に聞くこと」など一斉放送された諸注意に生徒たちが耳を傾けた。

 独特の緊張感が教室に漂う中、問題と解答用紙が配られると受験生たちは表情を引き締め、午前9時10分の試験開始の合図と同時に問題をめくり、真剣な表情で問題に向かっていた。合格発表は今月24日の予定。後期入試は2月5日(合格発表2月8日)に行われる。

試験開始のチャイムと同時に受験生たちが解答用紙に向かった=鶴岡東高(左) 静まり返った教室内には鉛筆を走らせる音だけが響いた=酒田南高
試験開始のチャイムと同時に受験生たちが解答用紙に向かった=鶴岡東高(左) 静まり返った教室内には鉛筆を走らせる音だけが響いた=酒田南高



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