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2011年(平成23年) 1月22日(土)付紙面より

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文化財を守れ!! 「防火デー」に旧鐙屋で訓練

 酒田地区広域行政組合消防本部は21日、消防庁など制定の「文化財防火デー」(1月26日)に伴う消防訓練・立ち入り検査を酒田市の国指定史跡「旧鐙屋」など管内11施設で実施、同本部職員の指導で各施設職員らが初期消火訓練などを行い、有事に備えた。

 1949年1月26日、法隆寺(奈良県斑鳩町)金堂の壁画が焼損したのを教訓に、消防庁と文化財保護委員会が同日を文化財防火デーに制定。この日を中心に全国各地の消防関係者が指定防火対象物の立ち入り検査などを行い、文化財保護思想と防火意識の高揚を図っている。

 旧鐙屋の訓練には、市の委託を受けて管理や来館者の案内などを行っている職員ら十数人が参加。「土間のストーブから出火した」という想定で行われ、職員が火事ぶれ、消防への通報、避難誘導、水消火器を使った初期消火などの訓練に臨んだ。

 また、建物の外に4基備えつけてある放水銃のうち1基を使った放水訓練も実施。収納容器を開けてポンプを起動し、ノズルを本体に装着して向きを固定、バルブを開けてさらにノブを引き、実際に放水する一連の作業を体験した。

 消防への通報を担当した工藤愛子さん(58)は「初めてで慌ててしまい、消防署員の質問にあまり的確に答えられなかった」、火事ぶれした戸塚由美子さん(65)は「火災報知機を鳴らすのに、どれくらいの強さでボタンを押したらいいか分からず戸惑った」と述べ、日ごろからの心掛けや訓練の大事さを認識していた。

旧鐙屋の職員が備え付けの放水銃で放水する訓練を繰り広げた=21日
旧鐙屋の職員が備え付けの放水銃で放水する訓練を繰り広げた=21日


2011年(平成23年) 1月22日(土)付紙面より

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一條小児童 「つや姫」の米粉使いそば打ち

 酒田市の一條小学校(松本千枝子校長、児童106人)で21日、児童たちが自ら刈り取りしたソバ、米の県産品種「つや姫」の米粉を使用しそば打ちを体験。昼食時に早速味わい、「おいしい」と歓声を上げていた。

 同校と、同市の一條コミュニティセンター(佐藤重孝会長)、同校児童を対象に自然体験学習などを行っているNPO法人「いぶき」(小野明美理事長)が企画。同校6年生17人は、法人メンバーで「地域の先生」も務める星川龍一さんの指導で、昨年8月下旬に近くのほ場でソバの種まきを行い、同10月末に刈り取り。

 この日は、6年生と小野理事長ら法人メンバーらが参加。小麦粉の代用として「つや姫」の米粉を用い、児童たちは6班に分かれ「二八そば」づくりに挑戦。星川さんが「水分が逃げておいしくなくなるので、こねるときは手早く、丁寧に」「一番重要なのは、水を入れる作業。これで香りもコシも決まる」などと精力的に指導、児童たちは粉まみれになりながら懸命に打っていた。

そば打ちに挑戦する一條小の6年生たち
そば打ちに挑戦する一條小の6年生たち



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