2011年(平成23年) 1月29日(土)付紙面より
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鶴岡市の出羽商工会青年部(工藤規行部長、部員76人)が、今月30日に埼玉県和光市で開催される「第7回ニッポン全国鍋合戦」に出場する。昨年に続いて2回目の出場で、「今年こそは優勝する」と意気込んでいる。
この鍋合戦は、和光市商工会が主催。毎年、全国から約40団体が出場し、3万人以上の来場がある日本最大級の鍋料理コンテスト。鍋料理の内容は自由で、地元伝来の鍋料理から創作鍋料理など各地の「自慢の鍋」が一堂に集う。来場者の投票で優勝チーム「鍋奉行」を選出する。
出羽商工会青年部は、庄内地域の商工会青年部が行っている「庄内鍋バトル」の鍋料理が全国でどこまで通用するかを試すため、昨年、初出場した。
昨年の大会では、庄内鍋バトルで優勝した牛すじ鍋をアレンジした鍋料理で出場したところ、長蛇の列ができるほど盛況で、1時間ほどで用意した500食を完売し、中間発表で“断トツ”の1位だった。しかし、早く完売したため、並んでいた来場者が別のチームのテントに流れてしまい、惜しくも優勝を逃してしまった。
今大会ではまず、庄内地域を全国にPRすることを目的に、「庄内風いも煮」で勝負することにした。当日は、1000食分を用意し、1杯300円で販売する。工藤部長は「地元庄内で昔から親しまれている豚とみそを使ったいも煮で、悔しい思いをした昨年のリベンジをしたい」と話している。
2011年(平成23年) 1月29日(土)付紙面より
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鶴岡書道会(佐藤政一会長)の田川地区書き初め書道展(鶴岡市教育委員会、荘内日報社など後援)が、鶴岡市の鶴岡アートフォーラムで開かれている。田川地区の幼児から一般までが新年への希望を込めて書いた力作約1400点が、訪れた人を魅了している。
夏の夏季書道展覧会、秋の荘内書道展と並ぶ、同書道会恒例の展示会。21回目の今回は、田川地区の幼児から一般までが半紙、半切4分の1、色紙に「もち」「お正月」「春の七草」「新しい出発」など、思い思いの課題を書いた作品を寄せた。
展示初日の28日は、時折地吹雪が吹く荒天となったが、午前10時の開場とともに、子供の父母や祖父母とみられる家族連れなどが次々に訪れた。壁一面に学年ごとに張られた作品の中から、わが子の力作を探し当てると、ほほ笑んで見入ったり、カメラに収める姿が見られた。
展示は30日まで。時間は午前10時から午後5時まで。