文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2011年(平成23年) 10月10日(月)付紙面より

ツイート

スポーツの秋満喫

 「体育の日」(10日)にちなんだ「子ども夢スポーツフェスティバルin鶴岡2011」が9日、鶴岡市小真木原公園で行われ、さわやかな秋晴れの下、大勢の家族連れが参加し、子供たちがさまざまなスポーツに挑戦して歓声を上げていた。

 スポーツの楽しさを体感してもらおうと鶴岡市と市教委が毎年、体育の日の連休に開催している。

 メーン会場の小真木原陸上競技場では、芝生の上で9種目の「ニュースポーツに挑戦」が行われ、直径1メートルの軟らかいボールを打ち上げてキャッチする「キンボール」に挑戦した陽光サッカースポーツ少年団の五十嵐紫乃さん(12)は「ボールが大きくてキャッチするのが難しかったけど楽しかった」と笑顔で話した。

 開会行事には、スピードスケートと自転車競技で2度の五輪出場経験がある大菅小百合さんが参加し、「スポーツを長く続けられるよう頑張ってください」と子供たちにメッセージを送った。6チーム参加の小学校対抗親子綱引き、グラウンドゴルフ体験など多彩な種目が繰り広げられ、子供たちがスポーツの秋を満喫した。また、サッカー・モンテディオ山形の「J1定着祈願」の千羽鶴折りもあり、チームの関係者に手渡された。

青空が広がる中、芝生の上で子供たちが歓声を上げながら「キンボール」に挑戦=鶴岡市小真木原陸上競技場
青空が広がる中、芝生の上で子供たちが歓声を上げながら「キンボール」に挑戦=鶴岡市小真木原陸上競技場


2011年(平成23年) 10月10日(月)付紙面より

ツイート

庄内空港さらなる飛躍へ

 庄内空港の開港20周年を記念した式典・講演会が8日、酒田市のホテルリッチ&ガーデン酒田で行われた。出席者が庄内住民の熱い思いを集結し開設が実現した20年前を振り返るとともに、空の玄関口としての庄内空港のさらなる発展を誓い合った。

 同空港は1991年10月1日に開港。定期便の利用者は順調に伸び続け、開港から9年目の99年には過去最高の43万人に達し、その後も年間40万人前後で推移。昨年7月にはチャーター便を含めた開港以来の累計搭乗者数が700万人を突破。これまでに743万人が利用している。

 この日の式典には、県や庄内・最上地域、地元経済界などから約100人が出席。主催者を代表し高橋節副知事が「住民と経済界、行政が力を合わせ、『1県1空港』を打破し庄内空港が開港した。現在は1路線しかないが、地方空港としては5本の指に入る高い搭乗率を誇る。今後も一致団結し連携を深め、廃止路線の復活など庄内空港の新しい姿を築いていこう」とあいさつした。

 来賓の岸宏一、舟山康江両参院議員、吉泉秀男衆院議員、榎本政規鶴岡、阿部寿一酒田両市長、西村健全日空上席執行役員、前田直己前田製管相談役らが、「庄内の宝物として次の世代に引き継いでほしい」「熱い思いがこもった20年間。さらなる飛躍を」「東日本大震災後の新たな東北の幕開けに向け、発展を」「20年前の力をもう一度集結し、空港を有効に活用していきたい」などと祝辞を述べた。

 引き続き、国土審議会特別委員として庄内空港設置にかかわった国土計画協会顧問の今野修平さんと、ANA総合研究所地域・観光グループ主席研究員の春名史久さんが講演した。

 このうち、「航空・空港を巡る最近の動きと庄内空港と地域の活性化について」と題し講演した今野さんは、「私は宮城出身。庄内空港の開発に情熱を燃やすことができたのは、同じ東北人として、東北のキャッチアップをどうするかを考えたから。社会資本の不足を打破しなくてはいけないと考えた」と当時を振り返り、「地域の将来を開拓していく基礎は、歴史の波にどう乗るか。次の20年に向け、戦略を練って真剣に取り組んでほしい」と語った。

さらなる飛躍を誓った庄内空港20周年記念式典
さらなる飛躍を誓った庄内空港20周年記念式典



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

 
■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

Loading news. please wait...

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field