2011年(平成23年) 10月2日(日)付紙面より
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「さかた産業フェア2011」が1日、酒田市体育館で開幕した。市内の企業や学校、団体などが参加。2日まで先端技術や多様な商品の紹介、販売などを行う。
地元企業にPRの場を提供するとともに、新商品開発のサポート、企業の振興、地場産業の活性化などを目的に、市、酒田商工会議所、酒田ふれあい商工会が開いている。旧市時代は毎年開催していたがいったん休止、2007年に復活した。
今回は、企業・事業所をはじめ、鶴岡高専、酒田工業高、県立産業技術短期大学校庄内校など計33団体が、ブースを構えた。また、「庄内環境産業展」(県庄内総合支庁主催)が同時開催され、リサイクル関連企業など県内外の18団体が参加。「豊かで持続可能な社会を目指して」をテーマに展示などを行った。
初日は午前10時にオープニングセレモニー。阿部寿一市長が「出展企業や団体が、どのような物をつくり、どのような仕事をしているかよく知ってもらいたい」、佐藤淳司酒田商工会議所会頭が「ものづくりの楽しさ、大事さを感じて」、後藤博県庄内総合支庁保健福祉環境部長が「ぜひ再生可能エネルギーの重要性を県民にアピールしてほしい」とあいさつした。
会場には家族連れなどが早速訪れ、酒田工業高の「酒工ものづくり教室」、中村ものづくり塾の「リモコンロボット」デモンストレーション、500ミリリットルペットボトル入りのつや姫とコシヒカリ各1本セットなどが当たる「お楽しみガラポン抽選会」などを楽しんだ。また、「酒田おもちゃの病院」スタッフによる壊れたおもちゃのボランティア修理、第38回酒田木製品コンクールなどが行われた。
2日は午前10時に開場、午後4時で終了する。
2011年(平成23年) 10月2日(日)付紙面より
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今年で4回目を迎えた「産業フェア庄内2011」が1、2の2日間にわたり、三川町のなの花ホールで開かれ、地元の企業約120社が自慢の食品や工業技術などを紹介、大勢の人でにぎわっている。2日には庄内地方4商工会の青年部による「庄内鍋バトル」、女性部による「庄内うめぇもの市」も行われる。
地元企業の交流を促進し、地域経済の活性化につなげようと、出羽、酒田ふれあい、庄内町、遊佐町の4商工会が実行委員会(委員長・小野木覺出羽商工会長)をつくり、2008年から毎年この時期に開いている。今年は「産学・農商工連携で新たなビジネスの創造を目指す」がテーマ。
初日の1日は午前10時の開会とともに、大勢の人が訪れた。地元農産物の加工品をはじめ、電子部品や機械、木工、布製品などさまざまな企業のブースを回り、試食品を食べたり、独自技術の話を聞いたりした。特に今年は、電気を使わないバイオ燃料ストーブなど、節電や環境に配慮した製品が注目を集めていた。
2日は午前10時から午後3時ごろまで。庄内鍋バトルは午前11時から「鳥海とりもつ鍋」「とり団子DX」「飛龍鍋」「温海特産べろべろ餅 豚チャーシュー鍋」「お肌つやつやコラーゲン鍋」の5種の鍋料理を販売する。うめぇもの市は午前10時―午後2時の間、農林水産物や漬物などの加工品を販売する。地元事業主によるテーマに沿ったショート講演もある。