2011年(平成23年) 10月6日(木)付紙面より
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鶴岡市睦町の常念寺保育園(渡邊成孝園長、園児146人)の園児たちが5日、近くの園の農園で、自分たちで育てたサツマイモを、おじいちゃん、おばあちゃんたちと一緒に収穫した。
命のつながりを感じてもらいたいと、同園では毎年、広さ約250平方メートルの農園で野菜を育てている。今年は5月、おじいちゃん、おばあちゃんたちと一緒に、ミニトマトやキュウリ、ナス、ピーマンなど野菜16種の苗を定植。園児が水をあげるなどして育て、夏野菜は給食などで食べてきた。
この日は、3―5歳児85人が参加。渡邊園長から「命をいただいて皆さんは大きくなります。サツマイモにも感謝をしないといけません」と話を聞いた後、おじいちゃん、おばあちゃんたち約30人と一緒にイモを掘った。手で土を掘り、太く実ったサツマイモが現れると、「おっきー」と歓声を上げた。友達と大きさを比べ、「私の方が大きい」などとはしゃぐ子もいた。
収穫したサツマイモはその日に早速ふかし、おやつにして食べた。
2011年(平成23年) 10月6日(木)付紙面より
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酒田市は、市内で公益活動を行っている団体を紹介する小冊子を発行した。福祉や国際交流、環境保全など6分野とその他を合わせて51団体を掲載。活動の概要や内容、年間の活動予定、連絡先などを載せている。
市民の円滑な公益活動をサポートするために2008年、「酒田市交流ひろば」内に開設された市公益活動支援センターが、各団体の活動を広くPRすることで少しでも手助けしようと昨年度から発行している。
同センターでは公益活動団体の登録制度を設けており、本年度版の団体紹介小冊子には現在、82ある登録団体のうち掲載を希望する51団体を「福祉」「子ども・青少年」「国際交流」「文化・スポーツ」「まちづくり」「環境保全」「その他」に分け、設立目的や活動拠点、利用対象、所在地や電話番号、担当者名などを載せた。
A5判で400部作製。市まちづくり推進課、交流ひろば、市総合文化センター、各総合支所地域振興課、市社会福祉協議会で、無料で配布する。
同センターは年末年始を除いて無休。公益活動のコーディネート、各団体の情報提供、公益活動支援補助金の交付、公益団体登録の受け付けなどを行っている。登録された団体は「交流ひろば」の市民活動・交流室(定員6人)を無料で使えるほか、研修室(同30人)の使用料が減免されるなどの特典を受けられる。
問い合わせは酒田市公益活動支援センター=電0234(26)5612、ファクス同(26)5617、eメール:koeki-s@city.sakata.yamagata.jp=へ。