2011年(平成23年) 7月28日(木)付紙面より
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鶴岡東が30年ぶりに甲子園出場―。第93回全国高校野球選手権山形大会は27日、荘銀・日新スタジアム(県野球場)で鶴岡東―山形中央の決勝戦を行い、鶴岡東が3―2で勝利し、鶴商学園時代に出場した1981(昭和56)年以来、夏の甲子園大会の切符を手にした。昨年の決勝戦の再現となったカードで、鶴岡東は3回に2点を先制、同点に追いつかれた後、7回に勝ち越し、昨夏の雪辱を果たすとともに悲願の優勝を遂げた。
鶴岡東は3回、先頭の本田が中前打で出塁し古市の犠打で進塁、続く神田浩が一塁線を破る三塁打を放ち先制した。さらに遠田の犠飛で1点を加えた。
鶴岡東の先発・古市は6回に山形中央打線につかまった。1死一塁で、甘く入った変化球を右翼に運ばれ同点とされた。
鶴岡東は7回2死一、二塁で、神田浩が一、二塁間を破る適時打で1点を加え再びリード。鶴岡東は8回にピンチを迎えたが、古市から継投した佐藤亮が後続を打ち取った。
2011年(平成23年) 7月28日(木)付紙面より
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庄内地方のほとんどの小学校が夏休みに入り、各地で早朝のラジオ体操が盛んに行われている。
鶴岡市の朝暘第四小学校区の陽光町内会では陽光町PTA(秋庭克彦委員長)の主催で毎年、子供たちと町内会や老人クラブ・陽光町長寿会のお年寄りたちが一緒にラジオ体操をするのが恒例となっている。今年は夏休みが始まった26日から28日までの3日間にわたって行う予定。
初日の26日朝は厚い雲に覆われたあいにくの天候となったが、胸にラジオ体操カードを下げた1―6年生の児童20人とその家族、町内会のお年寄りら合わせて約70人が同校グラウンドに集合した。参加者たちは午前6時半からラジオ放送された「ラジオ体操第一」のメロディーに合わせて全員で体操。すがすがしい朝の空気を吸い込みながら笑顔でラジオ体操に取り組んでいた。
参加した陽光町の難波蔵義八日町町内会長は「ラジオ体操を通して町内の子供たちとコミュニケーションが取れるし、一日の活力がみなぎってくる」と話していた。