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2011年(平成23年) 9月27日(火)付紙面より

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酒田女鶴を手刈り 琢成小児童 地元農家と交流

 酒田市の琢成小学校(梅木仁校長)の3年生54人が26日、同市吉田新田の水田で、市が独自に開発したもち米「酒田女鶴」の稲刈りを体験、地元農家と交流を深めた。

 市内在住の農家女性で組織する「土里夢(どりむ)の会」(佐藤芳子会長)や東北農政局山形農政事務所、市などの協力で、同校は毎年、3年生が総合学習の一環として、市内の水田、校内に設置したビオトープで「酒田女鶴」を栽培、稲作について体験的に学んでいる。

 この日は児童と土里夢の会会員、市職員らが参加。同市吉田新田の農業、渡部正宏さん(59)の水田約20アールで酒田女鶴を手刈りした。今年の作柄について渡部さんは「味が一番と考え、収量はもともと求めていない。豪雨の影響で稲が若干倒れたが、出来は良い。日本一のもち米ができた」と話す。

 やわらかな日が差し込む中、会員から「しっかりとかまを握って」「稲は地面から20センチ上を持つこと」などと指導を受けた児童たちは額に汗しながら、かまで稲を刈ったり、刈った稲を10株ずつ束ねて運んだりした。刈った稲は児童たちがくい掛けし自然乾燥。その後は渡部さんが脱穀・調製などの作業を行う予定。

酒田女鶴の稲刈りを体験する琢成小の児童たち
酒田女鶴の稲刈りを体験する琢成小の児童たち


2011年(平成23年) 9月27日(火)付紙面より

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鶴岡・環境フェアにぎわう 「節電」「エコ」楽しく

 「環境フェアつるおか2011」が25日、鶴岡市小真木原総合体育館で開かれ、親子連れなどがさまざまなイベントを楽しみながら、省エネや環境保全などについて考えた。

 市や関係団体による実行委員会が1999年から始め、2009年度からは市内の産学官による「環境つるおか推進協議会」(小谷卓鶴岡高専名誉教授)が主催。今年は東日本大震災や原発事故で関心が高まったことを踏まえ、「節電は一人ひとりの意識から?本当に必要ですかそのあかり」をメーンテーマに、約60団体が参加した。

 節電をテーマにしたコーナーでは、太陽光発電や、消費電力が少ないLED照明、遮熱効果が高い屋根用塗料の関連事業所などが出展。自転車で発電し扇風機を回すコーナーもあり、子供たちが懸命にこいだ。また、鶴岡市が本年度、市内の小・中学生から絵と文面を募集し32種が認定された「環境かるた」のコーナーでは、「テレビ消し、家族団らんいい笑顔」など読み札が読み上げられると、子供たちが「はい」と元気良く大型の取り札を取っていた。

 そのほか、不用品を使ったリサイクル工作、竹によるマイはし作り、市内の河川沿いの外来植物に関する資料展、屋外では市内の自動車販売店6店によるエコカーの展示・試乗なども行われ、大勢の家族連れや子供のグループなどでにぎわった。

大型の「環境かるた」で遊ぶ子供たち
大型の「環境かるた」で遊ぶ子供たち



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