2012年(平成24年) 1月4日(水)付紙面より
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正月休みを古里で過ごした帰省客のUターンラッシュが3日、ピークを迎え、JRの各駅や庄内空港は首都圏などへ戻る人たちや見送りの家族連れで混雑した。
JR東日本新潟支社広報室によると、羽越本線のUターンラッシュは2日から始まった。3日にピークを迎え、特急いなほの指定席は終日にわたりほぼ満席。村上駅発時点での自由席の乗車率は、いなほ2号(午前5時42分酒田発)が30%だったが、いなほ4号(同6時44分酒田発)は100%となった。混雑は4日も続く見込み。
3日午前中の鶴岡駅では、たくさんのお土産を抱えて列車の到着を待つ家族連れなどで混雑した。都内から家族4人で帰省していた女性は「今年の正月は天候がとても穏やかで久しぶりにゆっくり実家で過ごすことができた」と話し、到着した上りの特急列車に乗り込んでいた。ホームには見送りの人たちも多く訪れ、窓越しに「まだ来いのー」などと手を振り、別れを惜しむ姿も見られた。
全日空によると、庄内空港発羽田行きは3、4の両日ともに4便全て満席となっている。