2012年(平成24年) 1月7日(土)付紙面より
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庄内地方の多くの小中学校で6日、始業式が行われ、児童・生徒たちは年頭にあたって今年の目標などを発表、学年を締めくくる3学期がスタートした。
庄内教育事務所によると、6日は小学校21校、中学校18校で3学期がスタートした。10日までに2学期制を導入している学校を含めた全ての小中学校で授業が再開される。
鶴岡市立朝暘第六小学校(佐藤清雄校長、児童840人)では6日朝、体育館で始業式が行われた。校歌斉唱の後、代表児童の黒田梨乃さん(2年)と加藤廣直君(4年)が「国語の音読とあいさつ、休まないで学校に登校することの3つを頑張りたい」「言葉を大切にして、思いやりの心を持って5年生に向けてしっかり頑張りたい」とそれぞれ3学期の目標を発表した。続いて、佐藤校長が「新しい年が明けた今こそ、昨年までの自分を振り返り、勉強や運動など良くなりたい目標を立ててください。小さな目標でもいいので、じっくり考えて決め、そして途中で諦めることなく1年間しっかり持ち続けて頑張ってほしい」と児童たちに呼び掛けていた。
始業式後、児童たちは各教室へ戻り新年の書き初めに挑戦した。このうち、3年2組では「お正月」の文字を毛筆で始筆。児童たちは姿勢を正して机に向かい、横に置いた手本と真っ白な半紙をじっくり見つめながら、力強く筆を走らせていた。