2012年(平成24年) 7月19日(木)付紙面より
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第22回赤川花火大会実行委員会は17日、来月10日の花火大会の公式大会グッズ「ぱたぱたうちわ」製作に取り組んでくれた鶴岡高等養護学校(山下敦校長)の生徒たちに感謝状と記念品を贈った。
「ぱたぱたうちわ」は、花火大会を盛り上げるアイテムとして定着しており、ほぼ毎年製作している。今回は地域が一体となって大会を成功させることを目的に鶴岡高等養護学校の活動のPRも兼ねて同校に製作を依頼した。
うちわのサイズは直径約30センチで通常よりもやや大きいもので、デザインは花火と大会イメージキャラクター「はなぶう」などが散りばめられたユニークなものになっている。
製作は同校のクラフト・サービス班の2、3年生9人が担当。依頼があった今年3月ごろから授業の一環で取り組み、約3カ月かけて1000枚を完成させた。
最終納品日のこの日は、同班の2年生3人が鶴岡青年会議所を訪れ、渡部芳幸大会会長に製作したうちわを手渡した。渡部大会会長は「たくさんのうちわを手作りしてもらい感謝します。ぜひ、当日に会場へ足を運んでもらい皆さんが作ったうちわがどのように使われているか見てほしい」と、副班長の風間奈月さん(16)に感謝状と花火大会の団体席のチケットを手渡した。
風間さんは「最初はミスが多く、作るのは大変だった。花火大会の関係者の皆さんにとても喜んでもらえたのでうれしかった」と話した。