2012年(平成24年) 8月24日(金)付紙面より
ツイート
全国高校総体「北信越かがやき総体」水泳競技(17―20日、新潟県長岡市)の女子400メートル自由形で優勝した長谷川鼓さん(鶴岡工業1年)が23日、鶴岡市役所を表敬訪問し、榎本政規市長に優勝報告した。
長谷川さんは17日に行われた女子400メートル自由形に出場。予選で4分16秒5を記録し、全体のトップで通過。決勝では、自己ベストを3秒近く縮める4・12・42の大会新記録で、高校チャンピオンの栄冠に輝いた。また、翌18日に出場した200メートル自由形で4位入賞を果たした。
23日は、長谷川さんをはじめ、佐藤平鶴岡工業高校長や同校水泳部の伊藤泰司監督が表敬訪問。長谷川さんは榎本市長に優勝を報告し、「400メートルは力まずに余裕を持って臨んだ。思ってもいなかった大会記録が出たときは驚いて思わず笑ってしまった。しかし、200メートルでは緊張して自分の力を出し切ることができず悔しくて泣いた。2日間で天国と地獄を経験した」と大会を振り返った。
榎本市長は「1年生でインターハイで優勝し、大会記録を出せたことはとても素晴らしい。強い気持ちを持って競技に臨み、4年後の五輪に出場できるよう頑張ってほしい」と健闘をたたえた。
長谷川さんは今後の目標について、「インターハイで優勝できてオリンピックに出場したいという思いが強くなった。大会での順位は気にしないで、タイムを意識しながらレースをしたい」と話した。