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2012年(平成24年) 9月4日(火)付紙面より

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底引き網漁が解禁 庄内浜

 庄内浜の底引き網漁が1日、2カ月ぶりに解禁となった。出漁初日となった2日は、各漁港に漁を終えた船が次々と入港し、水揚げに港が活気づいた。

 底引き網漁は、袋状の網を海底で引き回して魚を捕る漁法。漁期は9月から翌年6月まで。7、8月は魚の産卵期のため禁漁となる。毎年解禁日は1日だが、今年は市場が休みのため、出漁は2日になった。

 鶴岡市の県漁協由良総括支所には8隻の底引き網漁船が所属。この日、由良漁港には昼ごろから漁を終えた漁船が入港。関係者たちは力を合わせてクチボソガレイやアンコウ、カナガシラ、タコなどが氷詰めされた魚箱を漁船から下ろした後、選別作業に追われていた。港には関係者たちの威勢の良い声が響き、2カ月ぶりの水揚げに港は活気づいていた。

 同支所の男性職員によると「今日は風が強く、各漁船は漁を早めに切り上げていた。漁獲量は例年に比べて少ないのでは」と話していた。

 また今年は、4月の爆弾低気圧などで漁場に泥が堆積した影響で、漁獲量が平年の半分以下に激減。2カ月ぶりの漁でもその影響が心配された。第十八伊磯丸の佐藤伊平治船長(75)は解禁後の初出漁を終え「泥の影響はなかったが、例年に比べてクチボソガレイの捕れる量がとても少なかった」と話し、「これからの豊漁に期待したい」と語っていた。

2カ月ぶりの底引き網漁が行われ、関係者たちが選別作業に追われていた=由良漁港、2日午後3時20分ごろ
2カ月ぶりの底引き網漁が行われ、関係者たちが選別作業に追われていた=由良漁港、2日午後3時20分ごろ



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